北京大學(xué)國(guó)家発展研究院名譽(yù)院長(zhǎng)で、同大新構(gòu)造経済學(xué)研究院の林毅夫院長(zhǎng)は第1回中國(guó)國(guó)際消費(fèi)財(cái)博覧會(huì)に出席した際、「2035年までに、中國(guó)の中所得層は8億人に達(dá)する可能性がある。これほどの巨大な市場(chǎng)は中國(guó)のチャンスであり、世界のすべての國(guó)にとってもチャンスでもある」と述べた。中國(guó)新聞社が伝えた。

林氏は、「中國(guó)には2035年の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の規(guī)模と都市部?農(nóng)村部の個(gè)人所得の平均水準(zhǔn)が2020年の2倍になる條件が整っている。2035年の一人當(dāng)たりGDPは2萬(wàn)2千ドル（約240萬(wàn)円）に達(dá)するか、もっと高くなるはずだ。また現(xiàn)在の中國(guó)の中所得層は4億人で、35年は2倍に増える可能性がある」と述べた。

こうした背景の中、林氏は、「消費(fèi)財(cái)博の開催は海南省の成長(zhǎng)の新たな原動(dòng)力になるはずだ。人々の所得水準(zhǔn)の向上にともなって、素晴らしい生活に対するニーズも増大するとみられ、海南省で消費(fèi)財(cái)博を開けばこうした成長(zhǎng)のチャンスをつかまえることになり、海南省の質(zhì)の高い発展をけん引する新たな原動(dòng)力になるだろう」と指摘した。

こうした動(dòng)きと同時(shí)に、世界も恩恵を受けることになる。林氏は、「中國(guó)の中所得層が持続的に拡大することは、世界のすべての高級(jí)消費(fèi)財(cái)メーカーにとってチャンスだ。中國(guó)の消費(fèi)財(cái)博開催はすべての企業(yè)とすべての國(guó)に中華民族の偉大な復(fù)興がもたらすチャンスをともにつかむことを可能にし、中國(guó)國(guó)民も中國(guó)の発展過(guò)程の中で素晴らしい生活への期待を絶えず満足させられるようになる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月11日