広西壯(チワン)族自治區(qū)林業(yè)局が12日に明らかにしたところによると、中國(guó)は初めてゴールデンヘデッドラングール(白頭葉猴)の全ゲノム配列を取得した。ゴールデンヘデッドラングールがミネラルイオンを豊富に含む高アルカリ性カルスト地形の自然環(huán)境で長(zhǎng)期的に生存できるゲノムの遺伝的特徴の秘密を解明した。新華社が伝えた。
研究結(jié)果によると、ゴールデンヘデッドラングールには22組の染色體があり、23組のヒトと比べ1組少ない。リーフモンキー屬とシシバナザル屬(キンシコウ類)は類縁関係が近く、およそ950萬(wàn)年前に分化した。同じくリーフモンキー屬のゴールデンヘデッドラングールとフランソワルトンが分化したのはおよそ450萬(wàn)年前で、ゴールデンヘデッドラングールの進(jìn)化の地位と進(jìn)化の節(jié)目が特定された。
ゴールデンヘデッドラングールは中國(guó)固有の種で、國(guó)家1級(jí)重點(diǎn)保護(hù)動(dòng)物に指定されている。広西チワン族自治區(qū)のカルスト地形にしか分布していない。その數(shù)は1980年代に300匹以下まで減少した。保護(hù)主管當(dāng)局及び科學(xué)研究機(jī)関の共同の努力により、現(xiàn)在は1200匹以上にのぼっている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月13日