ドキュメンタリー監(jiān)督の竹內(nèi)亮氏が制作するドキュメンタリー「私がここに住む理由」がこのほど、初めて書籍化。「我住在這里的N個(gè)理由」というタイトルで9日、深セン全國(guó)新書首発センターで出版記念イベントが行われた。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
同書籍には、「私がここに住む理由」中國(guó)篇に登場(chǎng)する漫畫家やロックバンドのドラマー、サッカーのコーチ、舞臺(tái)照明家、農(nóng)業(yè)専門家、映畫監(jiān)督、生態(tài)學(xué)教授、陶蕓家、役者、ラーメン屋のオーナーといった主人公20人の物語(yǔ)が収録されている。これらの主人公たちは、家族や仕事、夢(mèng)、中國(guó)が好きといった理由から、中國(guó)にずっと住んでおり、書籍ではそうしたエピソードが綴られている。
2020年以降、竹內(nèi)監(jiān)督は、「新規(guī)感染者ゼロの街-南京」や「お久しぶりです、武漢」、「中國(guó)アフターコロナの時(shí)代-『逆転勝利の法則』とは」など、中國(guó)の新型コロナウイルスとの闘いに関するドキュメンタリーを発表してきた。竹內(nèi)監(jiān)督は、「外國(guó)人は、中國(guó)や中國(guó)で生活している一般の人に関する情報(bào)をあまり知らない。一般の人の生活の様子を伝え、さまざまな職業(yè)や背景の一般の人の日常生活を追跡して記録することで、いろんな國(guó)や都市の風(fēng)俗、文化、いろんな職業(yè)の様子を理解してもらいたい」と話す。
新型コロナウイルス関連の作品とは異なり、ドキュメンタリー「私がここに住む理由」は、竹內(nèi)監(jiān)督の一種「ワイルド」なスタイルが反映されている。同作品のスタッフは、無(wú)報(bào)酬で、スポンサーもなければ、融資もなく、自力で資金を調(diào)達(dá)して製作しているからだ。
竹內(nèi)監(jiān)督は、「ありのままの様子を記録するというチャレンジで、少しずつ偏見を取り除くことができるかもしれない。日本の文化を中國(guó)人に紹介するほか、中國(guó)のおもしろい文化を日本、ひいては外國(guó)の若者に伝えたい」と語(yǔ)っている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月11日