不動(dòng)産情報(bào)サイトの58同城と安居客が21日に発表した「2021年大卒者就職?居住調(diào)査研究報(bào)告」によると、現(xiàn)在、大卒者の60％以上が就職活動(dòng)中で、希望の就職先都市として人気があるのは上海、深セン、広州だという。中國(guó)新聞社が伝えた。

公式データによれば、今年の大卒者は909萬(wàn)人に上り、過(guò)去最高を更新した。彼らの就職活動(dòng)や部屋探しにはどんな傾向があるだろうか。

同報(bào)告は一線都市と一部の二線都市の大卒者に対する調(diào)査を踏まえて、「教育と産業(yè)の資源が豊富な一線都市は引き続き大卒者が真っ先に選ぶ仕事と暮らしのエリアだ。調(diào)査では、上海を希望する就職先都市として1番目に挙げた人が8.7％に上り、深センは7.9％、広州は7.3％だった。北京を挙げた人は7.2％だった。また一線都市のほか、成都、杭州、青島などの新一線都市がより人気が高かった」と伝えた。

卒業(yè)シーズンには例年、賃貸住宅も「熱くなる」。同報(bào)告によると、毎年5-8月は大卒者の部屋探しがピークを迎え、7割以上がこの時(shí)期に部屋を借りるという。

調(diào)査に回答した2021年の大卒者の80.5％が「部屋を借りる必要がある」と答え、このうち36.5％が「すでに部屋を借りた」という。また13.4％が「実家暮らしなので、部屋を借りる必要はない」と答えた。新一線都市では、「部屋を借りる必要はない」が22.3％に上り、一線都市を大きく上回った。

同報(bào)告によると、回答者の61.1％が「家賃は給料の2割までにしたい」とし、29.0％が「3割にしたい」とし、「家賃に給料の半分以上を充てたい」は1.2％にとどまった。また30％が「両親など家族からの金銭面でのサポートが必要」とし、そのうち11.3％が「家賃は家族に全額負(fù)擔(dān)してもらう必要がある」とした。

大卒者にとって毎月の家賃は約2千元（約3萬(wàn)4千円）が限界であり、「ルームシェア」が現(xiàn)実的な選択肢になる。同報(bào)告によると、76.0％がルームシェアを選択し、他人と一緒に物件を借り、そのうちの1部屋を自分の部屋にするという人が多いという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年6月22日