広東省の広州番禺蓮花山景勝地で最近、花蕊が7つあるスイレンが確認(rèn)された。花蕊が7つあるのは非常に珍しく、1つを中心にしてそれを囲むように他の6つが連なって並んでおり、「手を取り合い、心と心がつながっている」かのようだ。中國新聞網(wǎng)が報じた。
花蕊が7つある花を咲かせたスイレン(撮影?陸暁川)。
このスイレンの花蕊の周りにはうすい黃色の花弁がらせん狀についており、花の直徑は約11センチ。太陽の光に照らされると、玉のように美しく輝き、その姿は獨特でありながら、あでやかでさわやかなムードを醸し出している。
このスイレンは、今年8月20日に花蕊が5つある花を咲かせたスイレンと同じ株で咲き、品種は「霊光」だ。中國科學(xué)院の博士課程の指導(dǎo)教員である田代科氏は、「同じ株のスイレンからたくさんの花蕊がある花が複數(shù)咲いたということは、その品種の遺伝背景と関係があるのかもしれない」との見方を示す。蓮花山景勝地は、同株から根と莖を少し採取し、比較栽培観察や分子生物學(xué)研究ができるよう、田氏に郵送したという。
同景勝地の関係責(zé)任者?張発俊氏は、「當(dāng)景勝地は花蕊が7つある花を咲かせたスイレンを?qū)熼T的に処理し、プリザーブドフラワーにして、蓮花山文化クリエイティブ會場で展示する計畫。今月初めに一般公開できるだろう」と話す。
同景勝地は、花蕊が7つある花を咲かせたスイレンをギネス世界記録として申請する計畫で、関連の手続きもすでに始めているという。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月1日