ユニバーサル?スタジオ?北京がオープンし、初めての大型連休となった國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)に伴う10月1日から7日までの7連休を前に、上海ディズニーランドは「必殺技」を繰り出し、ディズニーキャラクター「ダッフィー&フレンズ」の新たな仲間「リーナ?ベル」を登場させた。
このことは「必殺技」と言っても全く過言ではない。なぜなら「ダッフィー&フレンズ」の仲間の一人であるステラ?ルーが2018年に上海ディズニーランドに登場してからの3年間で売れたぬいぐるみを積み上げると、その高さはなんとエベレスト119座分になるというほどの人気だからだ。また、ディズニーランドの2020年の報告を見てみても、ステラ?ルーのグッズは、ディズニーランドで販売數(shù)の伸び幅が最も大きなグッズとなっている。
ディズニーというと、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、ディズニープリンセスといった、定番の人気キャラクターを連想する人が多いだろう。そのため、テレビアニメやアニメーション映畫があるわけでもなく、簡単なプロフィールしかない「ダッフィー&フレンズ」が大ヒットしているのは意外と感じるかもしれない。
「ダッフィー&フレンズ」は、ダッフィーとシェリーメイというミニーマウスがミッキーマウスに作ってあげた熊のぬいぐるみという設(shè)定からスタートした。そして次第に増えていった仲間たちは、絵を描くのが大好きなネコのジェラトーニに、ウクレレの演奏が得意なカメのオル?メル、クッキー?アンは食べ物が大好きなイヌのコックで、ステラ?ルーはダンサーになることを夢みているウサギという設(shè)定になっている。そして今回登場したリーナ?ベルは、謎を解くのが大好きなキツネの女の子。リーナ?ベルのグッズは売り切れ続出となり、価格も高騰しており、ネットユーザーからは、「ダッフィー、お願いだからもうこれ以上お友達(dá)を増やさないで」といった聲もあがっているほどだ。
「ダッフィー&フレンズ」は、2005年に東京ディズニーシーで人気となり、低迷していた東京ディズニーリゾートでの消費額も押し上げた。日本メディアの報道によると、2005年、東京ディズニーリゾート全體の來園者1人あたりの消費額は過去20年で最低となる9178円まで落ち込んでいたが、5年後には1萬円以上に回復(fù)。さらに、ステラ?ルーが登場した2017年には1萬1614円まで上昇した。
あるネットユーザーは、「ダッフィー&フレンズがいいのは、その可愛らしさだけでなく、ストーリーがなくて、いろんな想像を膨らませることができるから」としている。
こうした人気をうけて、リーナ?ベルのぬいぐるみにも注目が集まっている。最近ではハロウィンに合わせたスペシャル衣裝を著たリーナ?ベルが、ゲストと一緒に記念撮影している様子も話題になっている?;畎kで生き生きとした動きを見せるリーナ?ベルは、來園者たちとのコミュニケーションもばっちり。加えて、ディズニー公式側(cè)が設(shè)定した、颯爽としていて、頭脳明晰な冒険家というキャラ設(shè)定に対しても、多くの人が、「ディズニーの女の子のキャラクターに対する誠意が伝わってくる」としている。
「ダッフィー&フレンズ」のグッズの中でも一番の人気はぬいぐるみで、ステラ?ルーのぬいぐるみにはSS、S、M、Lの4つのサイズがある。リーナ?ベルのぬいぐるみは現(xiàn)在、Sサイズのみとなっており、祝祭日限定版もまだ発売されていないものの、凄まじい人気ぶりを見せている。このことからも、この「キツネ」は今後、稼ぎ頭にさえなる可能性を秘めていると言えるだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月22日