逃亡中の反中?香港攪亂分子である羅冠聡(ネイサン?ロー)がこのほど、米國からいわゆる「民主主義サミット」に「招待された」と主張したことで、いわゆる「民主主義サミット」は全く民主的ではないことを示す不動の事実がさらに増えた。米國政府がこの「香港獨立」分子にパフォーマンスの舞臺を提供したことで、いわゆる「民主主義サミット」の本質が民主主義の道具化と武器化であることがさらに露呈した。(人民日報「鐘聲」國際論評)
近年、米側は事あるごとに香港地區(qū)の民主主義の「守護者」を自任しているが、その真の目的は「民主主義」の名の下に香港地區(qū)を混亂させることにある。香港地區(qū)は中國の香港地區(qū)であり、米國が干渉しても「一國二制度」の長期安定的発展という歴史の大勢を揺るがすことは不可能だ。香港地區(qū)國家安全維持法の制定と施行、香港地區(qū)の選挙制度の整備により、香港地區(qū)情勢は混亂から安定への重大な転換を果たした。新選挙制度により、選挙は望ましい競爭へと戻り、香港地區(qū)の民主は市民の実益と幸福を図るものへと戻りつつある。このような香港社會の前向きな変化は、米國の政治屋による「民主主義」の名を借りた香港地區(qū)への干渉が、すでに完全に失敗したことを十分に物語っている。
羅冠聡は國家分裂を煽動し、外國または中國大陸部外勢力と結託して國家の安全を危うくした嫌疑がかかっており、香港警察に指名手配された犯罪容疑者だ。指名手配中の特定の反中?香港攪亂分子のために舞臺を提供して後押しし、力づける米側の企ては徒労に終わるに違いなく、いかなる波瀾も巻き起こせないだろう。いわゆる「民主主義サミット」に逃亡中の犯罪容疑者を招待することで、米國は「民主主義」の名を借りながら実際には民主主義に反する行動を取るという荒唐無稽な本質を國際社會にさらにはっきりと示すことになるだけだ。
米國は自らの基準で線引きをし、世界の半分の國や地域を「民主主義陣営」とし、殘る半分の國を「非民主主義國家」としている。このようなやり方自體が民主主義の精神に背いており、典型的な民主主義の「私物化」、「レッテル化」、「政治化」だ。グローバルな試練が日増しに増え、世界が団結と協(xié)力の強化を必要としている現在、米國は「民主主義」の表看板を掲げて地政學的戦略を推し進め、理念の異なる國を叩き、世界に分斷と対立を作り出している。このような冷戦思考と覇権的行為は歴史の大勢に逆行しており、その目的を達することはあり得ないだろう。
民主主義は全人類共通の価値観であり、米國が恣意的に弄ぶ政治的道具ではない。米國が「民主主義」の仮面をかぶって自らの覇権を維持することは、すでに國際社會の激しい反発を呼んでいる。反中?香港攪亂勢力と結託し、違法犯罪者をかばい、放任する米國の政治屋の悪行は唾棄されるだけであり、その悪意ある企みは必ず失敗に終わるだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年12月9日