有人宇宙船「神舟13號(hào)」の宇宙飛行士の翟志剛氏と王亜平氏が北京時(shí)間11月7日、中國(guó)の次世代「飛天」船外宇宙服を著用し、「天和」のコアモジュールとノードモジュールから船外に出た。畫(huà)像は中國(guó)有人宇宙飛行のウェブサイトで公表された動(dòng)畫(huà)のスクリーンショット。

このほど有人宇宙船「神舟13號(hào)」の宇宙飛行士の翟志剛氏と王亜平氏が中國(guó)の次世代「飛天」船外宇宙服を著用し、「天和」のコアモジュールとノードモジュールから船外に出た。この船外活動(dòng)では、王氏の著用した新しい船外服が初公開(kāi)され、広く注目を集めた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

船外活動(dòng)は宇宙飛行士の宇宙活動(dòng)に必需の「技能」だ。宇宙ステーションのメンテナンスとアップデートには船外活動(dòng)が不可欠だ。重さ100キログラム以上にも上る船外服は宇宙飛行士の船外活動(dòng)の「鎧」で、宇宙飛行士の命の安全を最大限に保証し、船外活動(dòng)を順調(diào)に遂行するようにしてくれる。

宇宙環(huán)境は複雑だ。真空、高溫?低溫、太陽(yáng)放射、微小流星物體などの過(guò)酷な環(huán)境により、宇宙飛行士は常に大きなリスクに直面する。船外活動(dòng)は高度300-450キロメートルの軌道の宇宙環(huán)境に直面する。ここは90分を周期に気溫が±120℃ほどの冷熱の交互変化、さらにスペースデブリや宇宙放射線がある。宇宙飛行士がこのような環(huán)境でも正常な生命活動(dòng)と船外活動(dòng)を維持できるようにするため、船外服は宇宙飛行士に安全で効果的な環(huán)境防護(hù)、密閉された空間の環(huán)境コントロール、生命の維持を提供する必要があり、「人型の宇宙船」に相當(dāng)する。宇宙空間の過(guò)酷な環(huán)境に耐えるだけでなく、宇宙飛行士が船外で柔軟に活動(dòng)できるようにする必要があり、船外服の材料と製法に想像を超える高い要求を突きつけている。

翟氏は2008年9月27日に中國(guó)が獨(dú)自に開(kāi)発した「飛天」船外服を著用し、初の船外活動(dòng)任務(wù)を行った。これは中國(guó)が獨(dú)自に船外活動(dòng)技術(shù)を確立した3番目の國(guó)になったことを示している。中國(guó)の宇宙ステーション建設(shè)段階では、宇宙ステーション任務(wù)の船外活動(dòng)の需要に焦點(diǎn)を當(dāng)て、第2世代「飛天」船外服は過(guò)去の開(kāi)発を踏まえた上で重要な改良を行い、構(gòu)造設(shè)計(jì)を変更し、使用壽命を延ばした。使用時(shí)間がより長(zhǎng)く、安全性?信頼性と機(jī)動(dòng)性?柔軟性がより高く、テスト性?メンテナンス性がより優(yōu)れるといった特徴がある。強(qiáng)化が続く船外宇宙服の開(kāi)発能力は、中國(guó)宇宙事業(yè)の堅(jiān)実な前進(jìn)を示している。

黃金よりも貴重な船外宇宙服は、宇宙飛行士の命の安全を保証する。製法は複雑かつ精密で、製造?研究開(kāi)発では磨きに磨きをかけている。宇宙服は中國(guó)の國(guó)內(nèi)でも國(guó)外でも手作業(yè)が不可欠だ。船內(nèi)宇宙服の上肢制限層だけでも130時(shí)間以上、下肢制限層は260時(shí)間以上かかる。さらに1著の船外宇宙服に仕上げるためには4ヶ月近くかかる?？p製中の寸法公差は1ミリメートル內(nèi)に抑えなければならない。1粒のちりだけでも大きな災(zāi)いにつながりかねない。これは研究?製造者の技術(shù)と忍耐力にとって極めて厳しい試練となる。こうした苦労に耐え、研究開(kāi)発に取り組み、戦うことに長(zhǎng)けている研究開(kāi)発チームがあるから、中國(guó)の船外服はブレイクスルーと高度化を続け、宇宙飛行士の命の安全を守り、宇宙の旅へと送り出すことができるのだ。

「嫦娥」による月探査から「祝融」による火星探査に至り、中國(guó)人が初めて自國(guó)の宇宙ステーションに入ってから「羲和號(hào)」による太陽(yáng)探査のゼロからのスタートへとますますしっかりますます遠(yuǎn)くへと向かう歩みは、中國(guó)の宇宙テクノロジーの発展と進(jìn)歩を記録している。未來(lái)に向かい、中國(guó)人による宇宙探査の歩みはより大きく、より遠(yuǎn)くへと前進(jìn)することを信じている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月17日