冬の青海省翡翠湖の景色(撮影?柏亜斌)。
21日午後11時(shí)59分に、二十四節(jié)気の22番目「冬至」を迎える。冬至の日、太陽(yáng)が南回帰線上の真上に來て、これを極限として北へ回帰し始める。そのため、冬至を過ぎると、太陽(yáng)の高度が少しずつ上がり始め、北半球各地の日中も少しずつ長(zhǎng)くなる。
虹がかかった黃河壺口瀑布(12月17日にドローンで撮影)。
冬至を過ぎると、中國(guó)各地は1年で最も寒い時(shí)期に入り、この日から春の到來を指折り81日間數(shù)える「數(shù)九」という風(fēng)習(xí)もある。 「數(shù)九」とは、冬至の日から、最初の九日間を「一九」、次の九日間を「二九」というように、「九九」まで、9日間を9回?cái)?shù)えることを指す。そのように指折り81日間を數(shù)え終われば、モモの花が咲き始め、寒い冬が終わって暖かい春がやってくるというわけだ。
幻想的なムード漂う阿爾金(アルチン)の絶景(撮影?趙學(xué)龍)。
中國(guó)の民間では古代から「冬至は正月に匹敵する」と言われ、その日を祝う風(fēng)習(xí)がある。例えば、中國(guó)北方エリアの多くの地域の人々は、寒さを吹き飛ばそうと、冬至の日に餃子を食べる習(xí)慣がある。江南エリアでは、「団らん」、「円満」を願(yuàn)う思いが込められた「湯圓」(もち米粉で餡を包み茹でた団子)を食べる習(xí)慣がある。南方エリアの一部の地域、特に、広東省と広西壯(チワン)族自治區(qū)では、冬至の日には長(zhǎng)壽を願(yuàn)い、特製ソースに漬け込んで作る肉料理「焼臘」を食べる習(xí)慣がある。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月21日