2022年2月4日から中國の北京で開催される北京冬季五輪。その開會(huì)に先立ち、人民網(wǎng)では冬季五輪の計(jì)7競技と15種別を「イラストで知ろう!イマドキ中國」でおなじみのキャラたちが中國語と日本語で紹介。普段はあまり觸れることのないこうした競技名などを観戦前に予習(xí)していこう!
今回はスキー競技のアルペンスキーを紹介。アルペンには6つの種目があり、「高速系」と「技術(shù)系」との2種類に分けられる。高速系種目には、滑降(ダウンヒル)とスーパー大回転(スーパーG)が、技術(shù)系種目には回転(スラローム)と大回転(ジャイアントスラローム)がある。アルペン複合は、回転と滑降を組み合わせた種目で、北京冬季五輪では男女とも各種目が実施されるほか、平壌五輪から新種目となった男女混合チーム対抗戦の混合団體パラレル(パラレルスラローム)種目もある。
高速系の種目は、選手が高速で斜面を滑り降り、基本的に1回の滑走で最速タイムを競う。一方の技術(shù)系の種目は、設(shè)置された旗門をターン技術(shù)で通過しながら、スピードを落とさないテクニックが求められる。レースは2回の合計(jì)タイムで勝敗が決まるが、2本目に進(jìn)出できるのは、1本目の上位30位までで、1本目が30位だった選手が2本目の1番にスタートし、最も速かった選手が2本目の最後に滑る。
滑降huá jiàng 滑降(かっこう/ダウンヒル)
アルペンの中で最もコースが長く、設(shè)定されるターン弧が大きい種目。ときには時(shí)速100キロを超えるスピードで斜面を真っ直ぐに滑り降り、最速で滑り降りた者が勝者というわかりやすい種目。
超級(jí)大回轉(zhuǎn)chāo jí dà huí zhuǎn スーパー大回転(スーパーだいかいてん/スーパーG)
ダウンヒルよりも標(biāo)高差が少なく、旗門の間隔も狹い。1回の滑走タイムで順位を競う。
回轉(zhuǎn) huí zhuǎn 回転(かいてん/スラローム)
コースが最も短く、最も旗門の間隔が狹く設(shè)定されており、それだけに素早く正確なターン技術(shù)が求められ、そのスピードは時(shí)速60~70キロ程度まで達(dá)する。
大回轉(zhuǎn) dà huí zhuǎn 大回転(だいかいてん/ジャイアントスラローム)
技術(shù)系種目で最もスピードが出るジャイアントスラロームは、同日に行われる2回のレース合計(jì)タイムで順位を決定する。1本目と2本目のコースは旗門設(shè)定が異なり、選手の滑走スピードは時(shí)速80キロ前後に達(dá)する。
全能 quán néng アルペン複合(アルペンふくごう)
滑降と回転を組み合わせた競技で、滑降1本、続いて回転2本を滑り、その合計(jì)タイムで順位が決定する。
(文?イラスト?玄番登史江)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月22日