新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)青河県阿格達(dá)拉(アギダラ)鎮(zhèn)は今月25日、暴風(fēng)雪となり、最低気溫が氷點(diǎn)下30度まで急降下し、最大風(fēng)速も28.5‐32.6m/sに達(dá)した。同日正午、アギダラ派出所は「牧畜民4人が暴風(fēng)雪のため放牧地で身動きが取れなくなり、ヒツジ約800匹の行方が分からなくなった」という通報(bào)を受けた。そこで、同派出所は直ちに救助活動を手配し、スコップやロープなどの道具を持って現(xiàn)場に急行。そして、約3時(shí)間かけて、身動きが取れなくなっていた牧畜民4人を安全な場所へと避難させた。さらに、警察官は車で周辺を走り回って徹底的に捜索し、ヒツジの群れをついに発見。ヒツジが無事発見されたことで、牧畜民は約120萬元(1元は約18円)の損失を回避することができた。北京日報(bào)が報(bào)じた。
警察官の木合塔爾さんは、「牧畜民にとってヒツジは命のようなもの。暴風(fēng)雪は恐ろしいが、どんなに大変でもヒツジを必ず見つけ出す必要があった」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月28日