中國は29日午後5時(shí)50分、太原衛(wèi)星発射センターから「長征6號(hào)改」キャリアロケットを打ち上げた。同ロケットに搭載された衛(wèi)星「浦江2號(hào)」と「天鯤2號(hào)」が順調(diào)に予定の軌道に乗り、打ち上げ任務(wù)が無事成功した。人民日報(bào)が伝えた。
長征6號(hào)改は中國次世代無害?無汚染キャリアロケットで、太陽同期軌道衛(wèi)星の打ち上げに用いられる中國初の固體バンドルキャリアロケットだ。一方で、浦江2號(hào)は主に科學(xué)試験の研究、國土資源調(diào)査などの任務(wù)に用いられるのに対し、天鯤2號(hào)は主に宇宙環(huán)境探査技術(shù)の試験?検証に用いられる。
今回の打ち上げは、中國の新世代キャリアロケットファミリーに新たな一員が加わったことを示しており、中國の新世代キャリアロケットの種類をさらに豊富にした。同時(shí)にこれは中國初のスマート化発射場である太原衛(wèi)星発射センター9A発射施設(shè)で行われた初の打ち上げ任務(wù)となった。
長征6號(hào)改の全長は約50メートル、離陸推力は7230キロニュートン、離陸質(zhì)量は約530トン、高度700キロメートルの太陽同期軌道への打ち上げ能力は4トン以上で、総合性能及びコストの面で高い競爭力を持つ。
長征6號(hào)改は中國初の「ハイブリッド」新世代長征シリーズキャリアロケットだ。液體燃料エンジンの高い性能、固體燃料エンジンの長い稼働時(shí)間及び高い推力、信頼性の高さ、使用とメンテナンスの単純さという総合的な優(yōu)位性により、中國が宇宙に進(jìn)出し、宇宙を利用し、宇宙を探査する能力を大幅に高めている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年3月30日