北京市から浙江省杭州市までを結(jié)ぶ「京杭大運(yùn)河」の全線(xiàn)通水に向けた補(bǔ)水が4月14日から始まり、28日には通水を?qū)g現(xiàn)。これにより同大運(yùn)河で実に100年ぶりに全線(xiàn)での通水が実現(xiàn)された。新華社が報(bào)じた。
京杭大運(yùn)河は、中國(guó)の南北を繋ぐ大動(dòng)脈で、昔は年貢の穀物を首都がある北部に輸送する水路として重要な役割を果たしていた。20世紀(jì)に入り、年貢の穀物が輸送されることはなくなり、清代(1636‐1912年)には、朝廷が運(yùn)河の全面的な浚渫工事をすることもなくなったため、一部の區(qū)間は土砂が溜まり、流れが止まってしまった。民國(guó)時(shí)期(1912‐49年)になり、運(yùn)河の全面的な整備を行う計(jì)畫(huà)が立てられたものの、結(jié)局実現(xiàn)しなかった。その後、1949年に新中國(guó)が成立し、運(yùn)河の黃河以南の區(qū)間は、交通運(yùn)輸において重要な役割を擔(dān)うようになり、黃河以北の區(qū)間でも整備が進(jìn)められたものの、全線(xiàn)通水はなかなか実現(xiàn)していなかった。
中國(guó)水利部(省)の関係責(zé)任者によると、今回の補(bǔ)水は5月末まで引き続き実施され、第14次五カ年計(jì)畫(huà)(2021‐25年)に、大運(yùn)河の主要な河川區(qū)間でほぼ水が流れるようにし、年間を通して全線(xiàn)で水が流れる狀態(tài)を保つための経験を積むことになる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年4月29日