2020年3月10日に拉薩(ラサ)市で撮影された「スーパームーン」で、同年度の2番目に大きい満月でもあった。(撮影?普布扎西)
天文専門(mén)家によると、6月14日の夜空に「スーパームーン」が登場(chǎng)する。これは今年度の2番目に大きい満月でもある。天気が良ければ、中國(guó)各地の人々は丸く美しい月を観賞できる。新華社が伝えた。
西暦では通常、満月が12回か13回ある。月の近地點(diǎn)で満月になると、その月は大きく丸く見(jiàn)え、「スーパームーン」もしくは「スーパー満月」と呼ばれる。満月になる時(shí)間が、月が近地點(diǎn)に位置する時(shí)間に最も近づくと、年間の「最大満月」になる。
天文愛(ài)好家の王俊峰氏が2017年4月11日に北京で撮影した満月が昇る様子(多重露光)。(畫(huà)像提供は本人)
6月14日の満月が最も丸くなるのは北京時(shí)間午後7時(shí)52分になる一方で、月が近地點(diǎn)に達(dá)するのは15日午前7時(shí)23分。その時(shí)間差はわずか12時(shí)間未満であるため、今回の満月は目視での直徑が大きく、今年度の「最大満月」とあまり変わらない。一方、今年度の「最大満月」は7月14日に現(xiàn)れる。
中國(guó)天文學(xué)會(huì)會(huì)員で、天津市天文學(xué)會(huì)理事の修立鵬氏は、「中國(guó)各地の興味ある人は14日の夜空に昇るこの大きな月に目を向けると良いだろう。裸眼で観賞でき、機(jī)械の力を借りる必要はない」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年6月14日