中國水利部(省)によると、今月1日に出水期に入って以降、中國全土の降水量は例年より約3割も多く、中國全土の増水は例年だけでなく昨年と比べても厳しい狀態(tài)を呈しつつある。中央テレビニュースが報じた。
今月1日以降、中國全土で大雨が5回にわたって降り、その回數(shù)は1998年以降の同期水準(zhǔn)よりも明らかに多くなっている。珠江水系における最大の支流である西江では、洪水が3回発生したほか、北江や韓江でも洪水が1回発生した。大きな河川で発生した洪水の回數(shù)は1998年以來最多となっている。
水利部の水文首席予報員?尹志傑氏によると、「今月1日から現(xiàn)在に至るまで、13省の河川204本で警戒水位を超える洪水が発生し、1998年以降の同期水準(zhǔn)よりも明らかに多くなっている。ほとんどが中?小規(guī)模の河川で、うち河川14本で保証水位を超える洪水が発生しているほか、河川2本で記録が始まって以來最大の洪水が発生した」としている。
水利部は洪水防止のために、今年5月10日以降、重點省の増水を?qū)澫螭?、水?干ばつ防止のⅣ級の緊急時対応を6回、Ⅲ級の対応を1回発動した。水利部は今年、水害?干ばつ防止の緊急時対応のマニュアルを改訂、整備し、予測?予報體系が精密化されたため、対応発動の頻度が一層高まっているとしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月15日