最近、浙江省杭州市銭塘區(qū)にある學(xué)正小學(xué)校で木登りが授業(yè)科目の一つになったという話題が、ネットでトレンド入りした。1年生から6年生まで、全學(xué)年で木登りの授業(yè)があるという。同區(qū)教育局によれば、區(qū)全體で木登り授業(yè)を推進(jìn)しており、將來(lái)的にすべての児童が木に登れるようにしたいという。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

同校の劉時(shí)范副校長(zhǎng)は、「この授業(yè)は保護(hù)者にも大いに歓迎されている。親子で木登りをする授業(yè)を設(shè)けてほしい、自分も木登りを?qū)Wびたいという親もいる」と話す。

木登りの授業(yè)は、実は目新しいニュースではない。

2012年には廈門（アモイ）大學(xué)に「木登りスポーツカリキュラム」が設(shè)置された。2021年には杭州電子科技大學(xué)も木登り授業(yè)をスタートさせた。

木登りの授業(yè)は、遊びや體を動(dòng)かすのが好きという子どもの特性に適しているだけでなく、體力と知力の両方を使いながら體を動(dòng)かすことを?qū)Wぶ機(jī)會(huì)でもあり、従來(lái)の意味での體育の授業(yè)とは異なる。

木登りは挑戦することの楽しさを教えてくれる。劉副校長(zhǎng)は、「木に登って高いところから遠(yuǎn)くを見(jiàn)渡すと、これまでと違った気持ちを味わえる。児童の多くが、木のてっぺんまで登るととても楽しい気持ちになると言っている。木登りは児童に自然を理解し、自然に親しむことを教え、違った視點(diǎn)で世界を眺めることを教えてくれる」との見(jiàn)方を示す。

突発的な災(zāi)害に直面した時(shí)も、授業(yè)で木登りの技能を身につけていれば、屋外に逃げて助かる可能性が高まる。これも海外で木登り授業(yè)が流行る理由の1つだ。

ネットユーザーからは、「この授業(yè)はとても素晴らしい。道徳性、知力、體力を同時(shí)に伸ばす必要がある」、「こうした屋外での授業(yè)を増やすべき。毎日毎日問(wèn)題を解いているばかりではだめ」といった聲が寄せられている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年11月14日