甘粛省敦煌市にある敦煌四中の生徒たちはこのほど、一風変わったスタイルの新しい制服を著ることになった。敦煌文化のモチーフやデザインを取り入れた、非常に目を引く制服だ。人民網(wǎng)が伝えた。
同校の教員の王蓉さんは、「敦煌四中の制服のデザインは敦煌莫高窟壁畫からインスピレーションを受けたもので、莫高窟第31窟の花の図案と唐草模様の天井裝飾からいくつかのモチーフを選んでデザインされている。ズボンとスカートには天井裝飾のベースになっている色を選んで溫かさや収穫、希望を表現(xiàn)し、ジャケットには青色を選んで前向きさや內(nèi)に秘めた力、控えめさを表現(xiàn)した」と話した。
敦煌市はここ數(shù)年、敦煌文化が學校の活動に深く、細やかに浸透し、敦煌文化が學校教育と融合するよう絶えず推進してきた。2020年10月には、中學校の休み時間の體操で敦煌の伝統(tǒng)的な踴りを練習する動畫がネットで話題になった。この「舞美敦煌」の踴りは敦煌の中學校で2016年から休み時間の體操として取り組んでいるもので、今や敦煌の中學生の必修科目だ。
敦煌市の各學校は今後も敦煌文化を?qū)W校の活動に取り入れ、豊富で多彩な學校の活動を通じて、敦煌の物語を語り継ぎ、生徒の敦煌文化を愛し故郷?敦煌を愛する気持ちを育み、敦煌文化が學校の中で輝きを放つようにするとしている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月11日