西蔵(チベット)自治區(qū)昌都(チャムド)市辺壩県は19日、4年間にわたり建設(shè)が進(jìn)められていた夏貢拉山トンネルが貫通したことを明らかにした。トンネルの全長(zhǎng)は4392メートルで、坑口の標(biāo)高は4750メートル。開(kāi)通後は、同自治區(qū)東部から拉薩(ラサ)市までの道程が約300キロ短縮することになる。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
草卡鎮(zhèn)‐金嶺郷間を繋ぐ夏貢拉山トンネルは、國(guó)道349號(hào)線における重要な工程であり、標(biāo)高が高く、気溫が低く、工事を行える期間が短いといった課題をクリアしなければならなかった。
夏貢拉山トンネルが貫通したことで、昌都市から拉薩市に向かうために國(guó)道317號(hào)線や318號(hào)線まで迂回しなければならなかった現(xiàn)狀が打破され、道程が約300キロ短縮し、最も便利な道路ルートとなる。そして、毎年、大雪の時(shí)期になると、山が封鎖されてアクセスが不便になるという問(wèn)題が解決され、「夏貢拉山を越える」ことは「過(guò)去の歴史」となる。そのため地元農(nóng)牧民の交通アクセスや物流運(yùn)輸、生産?生活などが大きく改善されると期待されている。沿線の経済や社會(huì)の発展促進(jìn)という面でも重要な意義を備えており、國(guó)道349號(hào)線の開(kāi)通に向けた基礎(chǔ)が整えられた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年12月20日