新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)烏魯木斉(ウルムチ)市はここ連日、寒気と強風に見舞われている。その影響で完全に凍結(jié)した中國最大の內(nèi)陸淡水湖?博斯騰湖には、巨大な「氷上レリーフ」のような圧巻の景色が広がっている。中國新聞網(wǎng)が報じた。
タクラマカン砂漠北部に位置する博斯騰湖は、上空から見ると、黃色い砂漠に埋め込まれた透き通ったヒスイのようだ。完全に凍結(jié)した湖面は、エメラルドのキャンパスの上に凹凸のある「巨大なレリーフ」が描かれているように見え、圧巻の景色が広がっている。それを一目見たり、カメラに収めたりしようと、多くの観光客や寫真愛好家がやって來ている。
中國最大の內(nèi)陸淡水湖である博斯騰湖の水域面積は1646平方キロ。冬になると、日中と夜間の気溫差が激しくなるほか、湖面には強い風が吹き、水の流れなどの影響も重なって、氷がひび割れたり、割れた大きな氷が重なって積みあがったりする、圧巻の景色が広がる。
新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)巴音郭楞蒙古(バインゴリン?モンゴル)自治州博湖(バグラシュ)県気象局の董志華局長の説明によると、「今回出現(xiàn)した『氷上レリーフ』の景色は、上昇した水蒸気や水が氷の割れ目から湖面に出て來た後、強い風や波の影響で、銀白色の氷の結(jié)晶となってできたものだ」という。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月12日