タイ國有鉄道(SRT)は11日、中國の中車大連機(jī)車車両有限公司がタイのために「オーダーメイド」で製造した、バッテリーを搭載して走行する蓄電池電車のテストを開始し、これにより同電車は正式に発表されたことになった。近く使用開始されるという。新華社が伝えた。
1月11日にタイ?バンコクで撮影された中車大連機(jī)車車両有限公司製造の蓄電池電車の運(yùn)転室內(nèi)の様子。
同國の運(yùn)輸省のサックサヤーム?チッチョーブ大臣は同日にタイ?バンコクのバンスー中央駅で行なわれたテスト開始式典で、「タイと中國は汚染物質(zhì)排出削減の目標(biāo)を?qū)g現(xiàn)するために、複數(shù)の協(xié)力を展開してきた。このたびのテストの成功は蓄電池電車プロジェクトが著しく進(jìn)展したことを示している」と述べた。
SRTのニルット?マニーファン総裁は、「今回テストした蓄電池電車はタイの電車モデルプロジェクトで、タイ鉄道により高効率で安全なサービスを提供するのに役立つ」と述べた。
同日にテストが行なわれた蓄電池電車は、中車大連公司のタイの協(xié)力パートナーであるエナジー?アブソリュート社がタイに導(dǎo)入したもの。同社のアモン?サトウィクーン副最高経営責(zé)任者(CEO)は、「中國製の蓄電池電車は製造技術(shù)で世界の先端レベルに達(dá)し、製造コストでタイのニーズに応え、タイ政府の省エネ?汚染物質(zhì)排出削減の要求にも合致する」と述べた。
1月11日、タイ?バンコクで、中國の中車大連機(jī)車車両有限公司が製造した蓄電池電車が駅に入ってきた様子。
今回テストが行なわれた車両は、中車大連が開発した新型の旅客貨物両用の交流駆動方式メーターゲージ蓄電池電車。中車が東南アジア向けに輸出した初の蓄電池電車として、車両第1號は2022年8月に遼寧省大連市にある工場からタイまで運(yùn)ばれた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月12日