吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市では、數(shù)年前から、カフェ人気が次第に高まり続けている。同市は、東北の國境地帯に位置する人口約68萬人の小都市ながら、同市に登録されているカフェは540店以上にもなる。デリバリープラットフォーム「美団外売」の統(tǒng)計データによると、今年1月から2月にかけて、同市は、県レベル都市も含む全國の県城(県の行政中心地)のうち、コーヒー消費量でトップとなった。新華網(wǎng)が報じた。
かつて別の土地で起業(yè)した経験がある李香英さんは2022年、夫とともに故郷である延吉市で朝鮮族の特色を生かしたカフェをオープンした。李さん夫妻は、延辺特産の果物「りんご梨」や朝鮮族の民俗風(fēng)習(xí)の要素をコーヒーと融合させ、コーヒーを通じて現(xiàn)地の民族文化を観光客にアピールすると同時に、延吉のコーヒー文化をより多彩なものにする取り組みを行っている。
また延吉市で飲食企業(yè)の代表者を務(wù)める黃春善さんは、コーヒー焙煎指導(dǎo)士でもあり、現(xiàn)在、22軒のカフェをチェーン展開している。
上海で勤めていた外資系企業(yè)を退職した黃さんは、2009年に延吉に戻り、コーヒー焙煎講習(xí)クラスを開設(shè)し、若者の起業(yè)をリードしている。これまでに黃さんが市內(nèi)で育成したコーヒー焙煎士は、1千人以上に上る。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月6日