浙江省の杭州師範(fàn)大學(xué)の學(xué)生食堂では、2005年から「2元定食(日本円で約39円)」を?qū)W生に提供し続けており、18年間にわたり、その価格は據(jù)え置きされたままだ。このほど、あるネットユーザーが、「2元定食」の歴史を紹介するパネルをネット上に投稿して、話題を集めている。そのパネルには、「2元定食」が提供されるようになったいきさつが書かれていた。2005年初め、學(xué)食の職員が、ある學(xué)生が白米だけを購入し、無料で提供されているスープで三食を済ませているのを目にしたのだという。そこから學(xué)食側(cè)が検討を行い、経済的に困窮している家庭の學(xué)生を?qū)澫螭?、専用窓口を設(shè)け、「肉または魚料理+野菜料理+白米」スタイルの定食を提供することを決めたのだという。
2元定食の窓口で、配膳ボランティアをしている學(xué)生の紀(jì)さんによると、「『2元定食』の窓口では、魚や肉団子、茶碗蒸し、手羽元など、毎日異なる肉または魚料理が提供されている」のだという。
學(xué)校側(cè)は、「現(xiàn)在、倉前キャンパスと下沙キャンパスにある4つの學(xué)生食堂に『2元定食』の窓口が設(shè)けられている。學(xué)生は、6~8種類のおかずから選べ、白米はお代わり自由、毎日無料のスープも提供している」としている。統(tǒng)計データによると、同校では、1日平均約1200食の「2元定食」を販売している。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月13日