名探偵シャーロック?ホームズが現(xiàn)代のロンドンを舞臺(tái)に活躍する、イギリスBBC製作のテレビドラマ「SHERLOCK (シャーロック)」のシリーズ3の放送が現(xiàn)地時(shí)間1日夜、始まった。中國(guó)でも動(dòng)畫(huà)共有サイト?優(yōu)酷(Youku)などを通して見(jiàn)ることができる。緊迫感あるストーリーや突発なストーリー、完成度の高い出來(lái)栄え、俳優(yōu)らの高い演技力などに、中國(guó)のファンは既に虜になっている。英國(guó)ドラマの魅力に驚嘆させられると同時(shí)に、中國(guó)市場(chǎng)にとっては、英國(guó)のドラマがなぜ中國(guó)の視聴者のつぼにはまったのか、考えさせられる良い機(jī)會(huì)となっている。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

　2010年に放送されたシリーズ1から、同ドラマは中國(guó)でも大ヒットとなり、主人公のシャーロック?ホームズが「巻福(くるくる髪のホームズの意)」という愛(ài)稱(chēng)で親しまれている。英國(guó)國(guó)內(nèi)の市場(chǎng)は小さく、視聴者に限りがあるため、同ドラマは初めから海外市場(chǎng)に照準(zhǔn)を絞り、特に人口が多く、ドラマファンの多い中國(guó)市場(chǎng)はその中心的存在となっていた。

　上調(diào)子の米國(guó)ドラマと異なり、英國(guó)ドラマの特徴は落ち著いている點(diǎn)だ。內(nèi)容、見(jiàn)どころ共に満載でおもしろい。これは英國(guó)が誇る長(zhǎng)い歴史と豊富な文化の影響だ?！弗伐悌`ロック」は、19世紀(jì)の小説家アーサー?コナン?ドイルの作品「シャーロック?ホームズシリーズ」をモチーフにしている。シャーロック?ホームズは中國(guó)でもなじみ深い存在であるため、中國(guó)の視聴者も同作品に自然に入っていくことができた。

　英紙「デイリー?メール」のある記者は、「シャーロック?ホームズ関連の映畫(huà)やテレビドラマは世界で數(shù)多く制作されており、手をそれほど加えなければ、ありきたりの作品になってしまう。一方、『シャーロック』が視聴者の心をつかんでいるのは、元々の登場(chǎng)人物に現(xiàn)実的な味を加えているから。舞臺(tái)が19世紀(jì)から21世紀(jì)の英國(guó)に置き換えられ、シャーロック?ホームズとその相棒ジョン?ヘイミッシュ?ワトソンがインターネットやスマートフォン(多機(jī)能攜帯)を駆使している。そして、現(xiàn)代の大都市ロンドンでさまざまな事件を解決していく。このように、現(xiàn)代とうまくマッチさせ、多くの視聴者が受け入れやすい作品になっている」と評(píng)している。

　2013年12月初め、英國(guó)のデーヴィッド?キャメロン首相が中國(guó)を訪(fǎng)問(wèn)した際、中國(guó)のネットユーザーがキャメロン首相の「微博（ウェイボー?ミニブログ）」の公式アカウントに、「シャーロック」の続編の放送を待ち望んでいる聲を寄せ、キャメロン首相は「制作會(huì)社に伝える」と述べた。ある報(bào)道によると、キャメロン首相は帰國(guó)後、本當(dāng)にBBCに同エピソードを伝え、元々海外市場(chǎng)でも中國(guó)を重要な位置に定めているBBCがさらに中國(guó)を重視するようになったという。BBCは今回、中國(guó)に同時(shí)放送する権利を授與しただけでなく、中國(guó)語(yǔ)の字幕が入った公式版の同作品も提供するなど、十分な対応をしている。ちなみに、北米では同作品が1月19日から放送される。（編集KN）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年1月3日