春節(jié)（舊正月）が間近に迫る中、「80後（1980年代生まれ）にとっての年越しの恐怖トップ9」との書(shū)き込みがネット上で注目を集めている。「新年を迎えるにあたり、あなたにとって最も恐いことは？」という話(huà)題をめぐって熱い議論が繰り広げられており、「周りから結(jié)婚をせかされる」、「新年の贈(zèng)り物で出費(fèi)がかさむ」、「給與額を人から聞かれる」、「同窓會(huì)に行く」、「年末ボーナスが少ない」などが、「年越しの恐怖トップ9」に顔を揃えた。中には、「年越しの恐怖トップ9」のリストを見(jiàn)て、「年越しはまるで災(zāi)難だ」とため息をつく人もいる?！∏G楚網(wǎng)が伝えた。

　「年越しのトップ9」として挙がったのは、「年末ボーナスが少ない」「春運(yùn)（舊正月の帰省?Uターンに伴う特別輸送體制）の超ラッシュ」「周りから早く結(jié)婚するようせかされる」「親戚や隣近所の人から、給與額を聞かれる」「新年の贈(zèng)り物で出費(fèi)がかさむ」「甥や姪へのプレゼントで出費(fèi)がかさむ」「道がひどく渋滯する」「同窓會(huì)に顔を出す」「自分の年齢が話(huà)題に上る」?！·长韦Δ?、「年末ボーナスが少ない」がランキングの首位に立った。首位となった理由としては、「年末ボーナスの額が、快適に年越しできるかどうかに直接影響する」「年末ボーナスが余りにも少ないと、新しい年に向けてのやる気が出ず、心理的に大きなマイナスとなる」などが挙がった。あるネットユーザーは、「全く図星という項(xiàng)目が1つや2つじゃない」と感想を書(shū)き込んだ。

　春運(yùn)のラッシュ、年末ボーナス、道路の渋滯など各世代に共通した問(wèn)題のほか、1990年代生まれの結(jié)婚が「晩婚」と言われる時(shí)代に入ったことから、1980年代生まれの獨(dú)身者の多くにとっては、「周りから結(jié)婚をせかされること」が恐怖のトップとなっている。ネットユーザー「茉莉田七」さんは、「帰省すると、またぶつぶつ言われるに決まっている。こんな風(fēng)で良い年越しなんてできる訳が無(wú)い」と嘆く。春節(jié)が近づき結(jié)婚をせかされる恐怖におびえるネットユーザーが大量に出現(xiàn)するにつれて、「縁結(jié)びの神が良縁を授ける」という名前の微博（ウェイボー）の人気が上昇している。多くのネットユーザーが、このブログを通じ、「春節(jié)の帰省の折に家族から結(jié)婚をせかされるという悲痛な運(yùn)命から、どうにかして逃れられないか」と、救いを求めた。このうち、宜昌に住むネットユーザーの女性は、「縁結(jié)びの神様、どうか、落ち著いた30歳以上の男性とのご縁を私に授けて下さい。一人でお正月を迎え、周りの年長(zhǎng)者に結(jié)婚をせかされるのはもうこりごりです」と、切実な気持ちを投稿した。

　一方で、この「恐怖トップ9」を「何てことはない」と思っているネットユーザーもいる?！富槎Y撮影師CarMan」さんは、「9つとも、巻き添えをくらった結(jié)果、自分が疲れ果ててしまう、というだけで、何てことはない。全て、自分が恐いと思えば恐いが、私は恐怖の対象とはみなさない」という意見(jiàn)だ。

　また、微博上で、「どのような気持ちで年を越せば、楽しい年越しになるのだろうか？」という質(zhì)問(wèn)が、多くのネットユーザーから寄せられた。心理カウンセラー（2級(jí)）の國(guó)家資格を持っている毛白楊氏は、この問(wèn)題について、次のような見(jiàn)方を示した。

　多くの人にとって、年末には片付けなければならない繁雑な用事が多々ある。また、年を越すことに対し、わくわくした気持ちと焦る気持ちが共存している。一部の1980年代生まれは、社會(huì)人になってからほどほどの年月が経ち、將來(lái)に対する気持ちや仕事の面では、まだまだ努力と忍耐の段階にある。郷里で家族や友人と再會(huì)し、「愛(ài)ある拷問(wèn)」を受けなければならない年越しは、確かに彼らの気持ちを重たくする。だが、「年越し」は決して辛いものではない。まず大切なことは、冷靜な心理狀態(tài)を保つことで、外野の聲に心を振り亂されないこと。友人からの質(zhì)問(wèn)攻めに対しては、自然かつ禮儀正しい対応を心がけ、最初から「大きなプレッシャー」として捉え、過(guò)度に恐れる必要はない」。（編集KM）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年1月7日