四川省楽山市の豆花飯 |
グルメ好きが待ちに待った食がテーマのドキュメンタリー番組「舌で味わう中國」第2シーズンの放送が、18日より始まった。2年ぶりの新シーズンとなったが、第1シーズンと大きく異なるのは、「番組に登場したグルメをすぐにネットで購入できる」という點(diǎn)だ。成都商報(bào)が伝えた。
▽オンラインショップの戦い
「舌で味わう中國」の第1シーズンは大いに人気を集め、番組に登場した食材?食品をネット上で購入する人が1週間で約600萬人に達(dá)した。中でも重要な役割を果たしたのがネットショップだ。
大手ネット通販サイトの天貓商城(Tmall)は今年、中國中央テレビ(CCTV)と提攜し、番組に登場した食材や食品を販売する特設(shè)サイトを開設(shè)した。18日に第1話が放送されると、天貓商城の特設(shè)サイトには湖北省房県の香菇釀、貴州省雷山県の糯米稲花魚、四川省楽山市の豆花飯、福建省泉州市の羅卜飯という4つの食品が登場した。
中糧集団の食品系通販サイト「我買網(wǎng)」には、第2シーズンの放送前から、第1シーズンで紹介された約100種類の食材(シャングリラマツタケ、毛竹林筍、金華ハムなど)が一挙に発売された。第2シーズンの放送が始まると、「産地直送、クール便」を売り文句に、グルメ好きの消費(fèi)者を引き寄せている。
専門家はこうした狀況について、「ネット通販のメリットは、時(shí)間や地域的な制限を受けないこと。番組を見て高まった消費(fèi)者の気分をすぐに購買力に変えることができる。これは伝統(tǒng)的な販売ルートでは実現(xiàn)できない」と指摘する。
福建省泉州市の羅卜飯
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386