2013年は中國(guó)の新たな指導(dǎo)部がスタートした年だ。年初以來の新指導(dǎo)部が主導(dǎo)した経済外交を振り返ると、特筆すべき點(diǎn)がたくさんある。新時(shí)期の中國(guó)の経済外交の注目點(diǎn)や特徴を、次の9つのキーワードを通して描き出し、ひいては來年の経済外交について考えてみたい。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

　▽キーワード1「シルクロード経済ベルト」

　今年に入ってから、政府高官による公式訪問などの形で、中國(guó)と周辺國(guó)との外交が活発に行われてきた。習(xí)近平國(guó)家主席は中央アジアでのスピーチで「シルクロード経済ベルト」構(gòu)想をうち出し、中國(guó)政府が大陸レベルの経済協(xié)力一體化プロセスについて初めてうち出した具體的な構(gòu)想となった。

　分析によると、この構(gòu)想にはグローバル経済の開放、自由、協(xié)力という狙いを堅(jiān)持しつつ世界経済の繁栄を促進(jìn)するという中國(guó)新指導(dǎo)部の新たな理念が反映されており、中國(guó)と中央アジアの経済?エネルギー協(xié)力プロセスにおいて、メリットを他の地域にどのように及ぼすか、関連する地域の経済一體化プロセスをどのように促すかといった新しい考え方が示されている。また中國(guó)がグローバル経済の繁栄戦略という高みに立って、中國(guó)?中央アジア間協(xié)力の地域を越えた効果を推進(jìn)するための新しい措置でもある。

　習(xí)主席はその後、東南アジアを訪問した際には、「手を攜えて中國(guó)?ASEAN運(yùn)命共同體を建設(shè)」と題した重要演説を行い、雙方が21世紀(jì)の「海のシルクロード」を共同建設(shè)する上での方向性を示した。これにより中國(guó)が陸上と海上という2つの「新シルクロード」をうち出し、世界各國(guó)との経済協(xié)力を強(qiáng)化し、平和的発展をともに追求するという政策の局面が既定路線になった。

　▽キーワード2「ダイヤモンドの10年」

　政府高官は9月、中國(guó)とASEANはこれまでの「黃金の10年」を土臺(tái)として、一歩進(jìn)んだ「ダイヤモンドの10年」を構(gòu)築するとの構(gòu)想をうち出した。これをベースに、習(xí)主席と國(guó)務(wù)院の李克強(qiáng)総理は10月、ASEAN諸國(guó)を相次いで訪れ、「運(yùn)命共同體」の理念や「2＋7協(xié)力枠組」を提起し、外部からは中國(guó)のトップがASEANとの経済貿(mào)易協(xié)力に向けてダイヤの10年を構(gòu)築しようとする決意や自信を示すものと解釈された。