■短期対外債務(wù)の割合が高い
2013年の対外債務(wù)殘高のうち中長期対外債務(wù)殘高は1兆1373億元(1865億4200萬ドル)、短期対外債務(wù)殘高は4兆1252億元(6766億2500萬ドル)で、短期対外債務(wù)殘高が全體の78%に達(dá)した。短期対外債務(wù)のうち、企業(yè)間貿(mào)易融資が49.73%、銀行貿(mào)易融資が21.08%で、両者を合わせると70.81%を占める。
通常、対外債務(wù)全體に占める短期対外債務(wù)の割合は25%の警戒ライン以內(nèi)に抑制するべきだと國際的に考えられている。中國では現(xiàn)在、短期対外債務(wù)の割合が高いが、経済の安全への影響はないのだろうか?
これについて郭氏は「中國は短期対外債務(wù)殘高の割合が高いが、何のリスクもない。第1に、短期対外債務(wù)殘高の外貨準(zhǔn)備比が17.7%に過ぎないため。第2に、短期対外債務(wù)殘高の大部分が貿(mào)易関連であるためだ」と指摘?!甘袌訾隙唐趯澩鈧鶆?wù)の外貨準(zhǔn)備比をより重視すべきだ。2001年には39%だったが、2013年末には17.7%にまで下降しており、理論上リスクはない。國際的に短期対外債務(wù)の外貨準(zhǔn)備比の安全ラインは100%と考えられている。しかも中國の短期対外債務(wù)は大部分が貿(mào)易関連であり、経験的に言って、貿(mào)易による債権債務(wù)は通常、債務(wù)リスクをもたらさない。統(tǒng)計(jì)によると短期対外債務(wù)のうち、企業(yè)間貿(mào)易融資が49.73%、銀行貿(mào)易融資が21.08%で、両者を合わせると70.81%を占める。この部分の対外債務(wù)は実際の貿(mào)易を背景としている」と述べた。
■リスクは下降
中國の対外債務(wù)規(guī)模の急速な増加はリスクの上昇を意味するのだろうか?専門家は、対外債務(wù)リスクは上昇ではなく下降していると指摘する。郭氏は短期対外債務(wù)の外貨準(zhǔn)備比の下降以外に、返済率、負(fù)債率、債務(wù)率などの指標(biāo)を挙げたうえで「中國はGDP全體の規(guī)模が拡大し続け、外貨準(zhǔn)備が増加し続け、貿(mào)易が増加し続けている。中國全體の対外債務(wù)リスクは上昇ではなく下降していると考える」と指摘した。
2013年末の中國の対外債務(wù)負(fù)債率は9.40%、債務(wù)率は35.59%、返済率は1.57%、短期対外債務(wù)の外貨準(zhǔn)備比は17.71%で、いずれも國際的に認(rèn)められた安全ライン以內(nèi)にある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月7日
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