AFC女子アジア?カップで、中國代表は現(xiàn)地時(shí)間22日午後6時(shí)15分(日本時(shí)間同7時(shí)15分)、ベトナムのホーチミンで行われる準(zhǔn)決勝で、日本代表「なでしこジャパン」と対戦する。アジアナンバーワンの実力を誇るなでしこジャパンは、國際サッカー連盟(FIFA)ランキングで3位。2011年にドイツで開催されたFIFA女子ワールドカップでは初優(yōu)勝を果たしている。東方網(wǎng)が報(bào)じた。
特約オブザーバーで、中國サッカー女子代表チームの元主將?畢妍(ビー?イエン)は同試合を前に、「中日の女子サッカー、しいてはサッカーの現(xiàn)狀やこれまでの発展の過程について、真剣に考えなければならない」と指摘したほか、子供達(dá)がサッカーをしたいと思う環(huán)境が整わない中國女子サッカーの人材育成に対する強(qiáng)い懸念を示した。
畢妍のコメントは次の通り。
技術(shù)や戦術(shù)的な面で、取り立てて言うことはない。なでしこジャパンの選手個(gè)人の技術(shù)や全體的な実力は、中國代表より上。そのため、中國チームがしなければならないのは、正しい心の狀態(tài)を持つこと。積極的、かつ真剣に試合に臨めばそれでいい。なでしこジャパンは世界チャンピオン。FIFAランキングで3位であるのに対し、中國は17位。両者の実力の差は大きい。しかし、だからこそ、なでしこジャパンが感じる心理的プレッシャーは中國代表より大きくなる。格下の中國と戦うなでしこジャパンにとって、PK戦に持ち込まれることや敗戦は許されない。これは、中國代表にとってはチャンス。中國代表がうまく作戦を立てて、このチャンスを利用できるかどうかもポイントだ。
ピンチを迎えると、なでしこジャパンは中國代表よりあせるだろう。しかし、中國代表がそれをモノにできるかは分からない。長期的な視野で見ると、中國代表がこの試合に勝つために、守りに入るのはよくない。若い中國代表にとって、強(qiáng)敵を倒したり、連勝したりすることは、大きな自信になる。しかし、責(zé)任は重大で前途は遠(yuǎn)い中國女子サッカーにとって、守って守って守り抜くことによって、目の前の試合に勝利するというのはよくない。スペインの強(qiáng)豪レアル?マドリードのように、カウンターをかけられる技術(shù)があるなら別だが。実際には、今の日本の女子サッカーを見ると、中國の多くの課題が浮き彫りになる。日本のスタートは中國よりも遅かったが、発展は中國より速かった。かつて中國女子サッカーは、世界チャンピオンまであと一歩までいった。しかし、日本はそれを既にやってのけた。一方の中國は世界最高水準(zhǔn)の女子サッカーからますます遠(yuǎn)くなっている。真剣にこの問題を考え、解決しようという人はいないのだろうか――。
日本サッカーは鏡のように、中國サッカーの課題を浮き彫りにしている。人材育成の問題をめぐっては、年俸が數(shù)千萬-數(shù)億円という中國の男子サッカーでさえ四苦八苦している現(xiàn)狀を見ると、月給數(shù)萬円の女子サッカーの窮狀は言うまでもない。このような環(huán)境で、サッカーをしたいという女の子はほとんどいないだろう。中國女子サッカーは何をもって將來を語るのだろう。このような問題を、グランドで戦う選手や監(jiān)督が解決することはできないだろう。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年5月22日
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