中國の都市のうち、賃金が最も高いのはどの都市だろう？求人サイト大手の智聯(lián)招聘がこのほど発表した「2015年第3四半期（7～9月）求職期間?中國人材需給報告書」によると、北京の平均月給は8894元（1元は約19円）で、都市別でトップとなった。2位は上海（8601元）、3位は深セン（7622元）、4位は杭州（7045元）、5位は広州（6575元）だった。1位と2位は僅差だったが、3位の深センとはやや間が開いた形となった。北京日報が伝えた。

北京の2015年秋季の業(yè)界別の競爭指數(shù)（企業(yè)が受理した履歴書の件數(shù)を、発表された募集人數(shù)で割った數(shù)値）を見ると、専門サービス/コンサルティング業(yè)界の競爭指數(shù)がトップで、以下、オンラインゲーム、自動車/バイクが続いた。このほか、交通運(yùn)輸、不動産/建設(shè)/建築材料/エンジニアリング業(yè)界の競爭も比較的激しく、北京地區(qū)の上位5位に入った。全體的に見て、北京で競爭が激しい業(yè)界はサービス業(yè)が多い。

2015年全國第3四半期データを見ると、全國のホワイトカラーは1つの職をめぐって35.4人が爭っており、2015年春季の求職期間（26.1人）、夏季の求職期間（29.3人）と比べ、明らかに競爭が激しくなっている。都市別の競爭指數(shù)を見ると、瀋陽が57.6でトップ、以下、成都（54.2）、深セン（53.1）と続いた。業(yè)界別の人材ニーズを見ると、インターネット/電子商取引業(yè)界の人材ニーズが最も大きく、以下、ファンド/証券/先物/投資、不動産/建設(shè)/建築材料/エンジニアリングが続いた。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月14日