「運転手がイケメンじゃなかった。星１つ」「サービスはまあまあだったけど、私ワガママだから。星1つ」「なんか今日はイライラする。星1つ」??。これらは、あるハイヤー會社のアプリに寄せられた利用者からの評価コメントの一部だ。これは一部の意地悪な客からの評価かもしれないが、これらのコメントは運転手の業(yè)績評価に影響するため、運転手の収入にも関わってくる。これが原因で、同社では運転手200人以上が退職を訴えている。広州日報が伝えた。

▽厳しい業(yè)績評価で月収がわずか2000元に

広東省東莞市にある某ハイヤー會社のオフィスは、連日ただならぬ雰囲気が漂っている。所屬する運転手600人のうち、200人以上が退職を訴えたのだ。40代の運転手、溫さんは、「なぜやめるかって？會社の管理規(guī)定に耐えられないからだ。毎日10時間以上働いても、ほとんどの人は2000元（1元は約19円）程度の基本給しかもらえない」と語る。

同社の規(guī)定とは、「全て乗客の評価を基準(zhǔn)とする」というものだ。運転手の雇用契約書や業(yè)績評価に関する規(guī)定文書にも、「運転手の毎月の評価を5點満點とする。乗客からの評価が4點未満の場合、1900元の基本給と400元の殘業(yè)手當(dāng)のみを支給し、ボーナスは支払わない」と明記してある。