新野さんの活動(dòng)は、決して一方的な情報(bào)伝達(dá)ではない。ある日、視聴者からスイカが送られてきたので、「日本では塩をかけて食べる人が多い」と紹介する、「なぜ何かをかけるんだ」、「なぜ砂糖じゃないんだ」、「塩はかけるのが普通だ」など、視聴者から様々なコメントが寄せられ、「その食べものを巡り中國(guó)國(guó)內(nèi)でも地方によって食べ方や習(xí)慣が色々あることを知ることができ、こちらも勉強(qiáng)になる」と新野さんは語(yǔ)る。もちろん、友好的なコメントばかりとは限らない。批判的なコメントや政治的問(wèn)題を持ち出す人も中にはいる。そんなとき、「他のを見(jiàn)ればいいじゃないか」、「何度か見(jiàn)てみると面白さが伝わってくるよ」と、新野さんをフォローするのはいつもその他の中國(guó)人ネットユーザーだ。一方通行の動(dòng)畫(huà)配信ではなく、そこには習(xí)慣や文化を巡る意見(jiàn)や感想のやりとりが行われており、新野さん獨(dú)自の民間交流が生まれているのだ。
最近力を入れているのが、日本の料理を調(diào)理段階から紹介するという動(dòng)畫(huà)。10分足らずの動(dòng)畫(huà)だが、間違ったレシピが普及しないよう、何時(shí)間もかけて事前に下調(diào)べを行い、中日両言語(yǔ)字幕も制作し、日本の他地域の作り方も紹介するなど、分かりやすさと正確な情報(bào)の伝達(dá)に腐心する。寄せられる質(zhì)問(wèn)には丁寧に回答して情報(bào)を補(bǔ)う。さらに、「日本料理を食べことがある人は多いが、中國(guó)で手に入る調(diào)味料で、初心者でも自宅で作れる料理を紹介できるよう工夫している」という。學(xué)業(yè)との両立を図りながら定期的に配信し続けるのも一苦労だが、ファンから「日本料理が大好きでとても勉強(qiáng)になる」、「食べたときの反応が最高」、「面白い」、「毎回欠かさず視聴する」、「日本の食文化の理解にとても役立つ」といったコメントが次の作品のアイディアを考える原動(dòng)力となる。新野さんは彼らにとっていつでも交流できる日本人スターであり、テレビに映る日本人とは違った親近感のあるリアル日本人青年なのだ。
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680