中國の起業(yè)ブームが世界の注目を集めている。ブルームバーグ社がこのほど発表した論考によると、「2010年以降、中國の企業(yè)設(shè)立數(shù)は毎年100％近いペースで増加しており、14年には161萬社に達(dá)した」。「このペースは世界一で、2位の英國のほぼ2倍にあたり、米國をはるかに上回る」という。中國経済の成長ペースは目下、鈍化しつつあるが、それでも1分間に企業(yè)8社が誕生というのが、今年第1～3四半期（1～9月）の中國の起業(yè)ペースだ。同期の起業(yè)により國內(nèi)総生産（GDP）が約0.5ポイント引き上げられており、中國経済に対する貢獻(xiàn)は大きい。人民日報が伝えた。

クラウドコンピューティング、ビッグデータ、産業(yè)のインターネット（インダストリアル?インターネット）、人口知能といったハイテクが起業(yè)の主要コンテンツの一部となっている。國家発展改革委員會の李樸民事務(wù)局長は、「イノベーションは産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整を推進(jìn)し、従來型企業(yè)のモデル転換とバージョンアップを推進(jìn)するとともに、新技術(shù)の発展をもたらす上でプラスになる」と話す。各地で雨後の竹の子のように次々誕生したコワーキングスペースに、「インターネットプラス」の羽根が生えれば、プロジェクト、人材、資本がオンラインとオフラインで連結(jié)するプラットフォームができあがる。これと同時に、ベンチャーファンド、エンジェル投資、クラウドファンディングなどさまざまな方式が登場したことで、「中小企業(yè)の資金調(diào)達(dá)難問題」が解決されつつある。

過去1年ほどの間に、國務(wù)院は「大衆(zhòng)による起業(yè)?革新を強(qiáng)力に推進(jìn)するための若干の政策?措置に関する意見」をはじめとした20件あまりの政策を相次いでうち出し、地方政府もこれらに対応する政策を2千件以上うち出してきた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月17日