旅行市場と同じく、映畫市場も大盛況となっている。8日に封切られた大作映畫6作品のうち、最も滑り出し好調(diào)なのが、周星馳（チャウ?シンチー)監(jiān)督がメガホンを握った「美人魚」で、興行収入が上映4日目で10億元を突破。中國映畫としては史上最速で10億元の大臺を突破した。

農(nóng)村の巨大な消費潛在能力も少しずつ現(xiàn)れ始めている。中國の年越し用品関連のビッグデータによると、中國全土の農(nóng)村にあるオンラインショップ?淘寶のサービスステーション約1萬2千カ所が春節(jié)の年越し商戦に狙いを定めた販促イベント「阿里年貨節(jié)」に參加。消費額が普段の331％増となった。

【猴賽雷】今年も春晩が話題に、「2次元春晩」や「草根村晩」などが新企畫

今年は申年で、「サル」をもじった新年のあいさつが人気となっている。例えば、広東語で「すごい」という意味の「好犀利」と発音が似ている、中國標準語の「猴賽雷」という言葉が流行語となっている。また、春晩のマスコットキャラクター「康康」が春晩に登場することはなかったものの、春晩は今年も大きな話題となった。

國民的番組?春晩のような番組を製作するのは困難であるものの、視覚製品が多元化している現(xiàn)在、新技術(shù)や新プラットホームを利用した「2次元春晩」、「草根村晩」なども人気となっている。中國の動畫共有サイト「嗶哩嗶哩」は、弾幕や突っ込み、アニメ、おもしろ動畫、カードゲームなどを含む3時間の年越しイベントを行い、多くのアニメファンが參加した。その他、広西チワン族自治區(qū)や山東省などの農(nóng)村に住む人々も自ら年越しイベントを企畫し盛り上がった。