現(xiàn)在の中日関係の改善には「足し算」と「引き算」をうまく使う必要がある。つまり関係改善に有利なことはより多く行い、不利なものは行わない。すでに深く傷ついてしまった両國の関係を回復させるには、文化活動がお互いの心の交流と、疑いを無くし、信頼を築くため獨特な作用を発揮しなければならない。大使館文化処は毎月映畫上映會を?qū)g施しており、すでに「赤壁」、「きれいなお母さん」、「純愛」、「梅蘭芳」などの映畫作品を上映している。特に「赤壁」の上映會では席が足りなくなってしまい、椅子を増やしたほどだ。これらはいずれも日本國民が中國文化を好み、中國を理解したいと望んでいるわかりやすい例だと思う。
この他にも東京文化センターと日中友好會館も文化交流の重要な窓口となっている。各種イベントはいずれも中日関係をつなぐ橋となるだろう。日本國民に広い範囲で中國の古今の文化に接してもらう一方で、訪日して展示に參加したメンバーに近距離で日本に觸れてもらい、見識を広めてもらいたい。來日公演したり展覧會を行った蕓術(shù)家たちの多くは中國文化を好む日本人が多く存在することを発見し、今後の交流に対し、より確かな自信を感じている。
文化交流の作用は単なる「潤滑剤」としてだけではなく、「起爆剤」や「増幅器」としての作用も発揮すべきだ。來年は中日國交正?;?5周年であるため、多くの文化交流活動の準備が進められている。例えば中國側(cè)は日本の寶塚歌劇団の訪中公演を希望し、日本側(cè)は2017年度の図書総合展の主賓國として中國を招待する計畫だ。両國が共に努力し、文化の「爆交流」の局面を保ち続けていくことを希望する。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月17日
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