中國消費者協(xié)會が世界消費者権利デーにおけるテーマイベントで3月15日、「『消費者の聲』の調(diào)査報告書」を発表した。報告書では消費者の6割近くが現(xiàn)在の消費環(huán)境に満足を感じており、住宅購入と賃貸、醫(yī)療保険、投資?資産運用への満足度が低い。新華網(wǎng)が伝えた。

今回の調(diào)査は31の省?直轄市?自治區(qū)をカバーし、1萬100人近くの有効サンプルが得られた。調(diào)査結(jié)果では、消費者は消費環(huán)境に対しては全體的に満足と評価しており、「非常に満足」と「比較的満足」としている比率はそれぞれ8.1％と51.1％、「満足していない」と「非常に不満」としている比率はそれぞれたった4.3％と0.9％だ。

消費者が昨年一年の家庭における消費支出の満足度から見ると、消費者は高級消費財、乗用車、美容やフィットネスへの満足度は比較的高く、いずれも65％を超えている?！覆粶憾取工容^的高いのが、住宅購入と賃貸、醫(yī)療保険、投資?資産運用でそれぞれ22.2％、15.0％、11.6％だった。

調(diào)査により消費者の不満は以下のことが原因であると判明した。住宅購入と賃貸関係においては住宅価格や賃料が高く、高い利息を返済するプレッシャーの大きさや悪徳仲介業(yè)者などの問題に対する意見が比較的多い。醫(yī)療保険関係においては、醫(yī)療費が高い、費用請求がいい加減、経費で落とせる範(fàn)囲が狹く比率が低い、醫(yī)療水準(zhǔn)が低い、診察受付が採りにくい、秩序の亂れ、態(tài)度の悪さなどの意見が比較的多かった。投資?資産運用関係においては、収益が低い、安全性が低い、情報不足、虛偽の宣伝が多いなどの問題が不満へとつながっていた。

調(diào)査結(jié)果によると、昨年一年間において調(diào)査対象の消費者のうち約4分の1が消費者トラブルに遭遇している。トラブルの種類として主なものは品質(zhì)問題、アフターサービス、虛偽の宣伝だった。(編集JK)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年3月16日