タブレット、攜帯電話端末が我々の生活に入ってきてから、インターネットツールを使用するハードルは下がり、より多くの高齢者もインターネットに熱中するようになってきた。

多くの高齢者がインターネットに觸れるようになった最大の要因は感情に起因することが取材でわかった。肌身離さず持ち歩く攜帯電話、秒?yún)g位の速さで返信する微信（WeChat）など一旦インターネットに觸れた高齢のネット民のネットワーク通信ツールへの依存度は若者に劣らないほどだ。特に獨(dú)居老人はネットを通じて親戚や親しい友人と交流しており、彼らの関心を持ってほしい、誰(shuí)かと関わりたいという心理的欲求を満たし、獨(dú)居生活がもたらす孤獨(dú)を取り除いている。

このほか、ネットのさまざまなお得な情報(bào)やサービス情報(bào)も高齢者がネットを利用する大きな要因の1つになっている。

北京と哈爾浜（ハルビン）の両市で行ったインタビューによりわかったことは、60～70代の高齢者層の大半はパソコン、スマートフォン、タブレット端末などの新たなツールに対して、比較的強(qiáng)いニーズを持っており、それらの新たなツールを使用するのは主に人との交流、娯楽、ニュースや生活の情報(bào)という3大ニーズを得るためで、微信、天気予報(bào)、モバイルマップ、さらにはバスの路線図を提供するモバイルアプリケーションまでもが高齢者の攜帯電話に必要不可欠な3大アプリになっているということだ。なおインターネット教室で最も人気がある授業(yè)は微信、地図、病院のオンライン予約である。（編集JK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年3月22日