益子CEOによると、「新技術(shù)の大規(guī)模応用に伴い、従來の自動車メーカーがもつ優(yōu)位性がそれほど重要ではなくなる可能性がある。これと同時に、市場にも変化が生じており、未來にはシェア自動車モデルがますます普及する可能性がある。こうした動きはいずれも自動車メーカーにとって新たな問題であり、新たな課題だといえる。従來の自動車メーカーには新たなニーズや新たな技術(shù)の見直しが必要だ」という。

世界最大の自動車市場である中國市場は、常に世界の自動車メーカーの注目を集めている。益子CEOは、「電気化、スマート化、ネットワーク化といった新技術(shù)が自動車分野で急速に発展し、中國市場でより急速に発展している。純電気自動車は中國市場ですでに一定の規(guī)模に達し、純電気SUVは中國市場で急速に人気を集めるとみられる」との見方を示した。

また益子CEOは、「三菱自動車は新エネルギー技術(shù)の蓄積を利用し、ルノー?日産?三菱連合の技術(shù)的優(yōu)位性に力を借り、協(xié)力パートナーの広汽集団の技術(shù)的パワーを取り込んで、中國市場の開拓を進めていく。また中國は新エネルギー分野における技術(shù)レベルが、とりわけ電池製造分野における技術(shù)レベルが高いので、三菱自動車は中國の関連企業(yè)との協(xié)力を強化して、より多くのよりよい技術(shù)と製品を提供していきたい」と述べた。

東京モーターショーは1954年に始まり、第20回までは毎年1回開催されていたが、その後は2年に1回になった。フランスのパリモーターショー、フランクフルトモーターショー、スイスのジュネーブモーターショー、米國のデトロイトモーターショーと並んで世界5大モーターショーと呼ばれ、日系の自動車メーカーと自動車産業(yè)全體にとって未來の発展方向を示すバロメーターになっている。今回は10月27日から11月5日まで開催された。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月7日