中國(guó)教育部(?。─吸h組織書記で部長(zhǎng)の陳寶生氏は先ごろ、2049年には中國(guó)が世界の教育の中心として世界における教育の発展をけん引し、その頃には中國(guó)の標(biāo)準(zhǔn)が世界に認(rèn)められて世界の標(biāo)準(zhǔn)になるだろうとの見方を示した。そして、世界の教育が発展していく上で、中國(guó)はより大きな発言権を手に入れると同時(shí)に、中國(guó)の案と中國(guó)の知恵で貢獻(xiàn)していくことになるだろうとした。
客観的に見ても、中國(guó)の教育はその規(guī)模や數(shù)量の上で、すでに世界の注目に値する成果を殘している。2016年、高等教育を受ける人口は3699萬人に達(dá)し、世界第1位となった。高等教育への入學(xué)率は42.7%であり、高校への入學(xué)率が87.5%に上っている。2020年の教育の発展の重要な目標(biāo)として、中國(guó)はすでに高校教育を普及させようと努力しているが、中國(guó)が世界の教育の中心になるためには、數(shù)量だけでなく、教育の品質(zhì)を高めなければならない。
中國(guó)はすでに米國(guó)、英國(guó)に次ぐ世界3番目の留學(xué)生受け入れ國(guó)となっているが、2016年、留學(xué)生の中で、學(xué)歴教育を受ける割合はわずか47.42%に過ぎず、大學(xué)院生はわずか14.46%だった。また、アジアとアフリカからの留學(xué)生が73.75%を占めるのに対し、歐米の留學(xué)生はわずか24.71%のみであった。一方、2016年、外國(guó)へ留學(xué)に行く中國(guó)人學(xué)生は54萬4500人であり、なかでも7割ほどの人が大學(xué)以上の教育を目指して留學(xué)に行き、大學(xué)院生が35.51%を占めていた。9割以上の留學(xué)生は米國(guó)や英國(guó)、オーストラリアなどの十ヶ國(guó)を留學(xué)先に選択している。これは中國(guó)の大學(xué)が先進(jìn)國(guó)の大學(xué)との間にまだ大きな差があることを意味している。
中國(guó)の教育界にとって、小學(xué)校の數(shù)學(xué)教材が英國(guó)に導(dǎo)入されたことは誇りを持てることだといえよう。しかし、英國(guó)では、教材は教育部が統(tǒng)一を要求するのではなく、學(xué)校や先生が選択して使用するシステムとなっている。全體的に見て中國(guó)の學(xué)校には自主権が欠けており、學(xué)生の評(píng)価システムも點(diǎn)數(shù)だけに偏りがちだ。そのため、學(xué)生は數(shù)學(xué)や科學(xué)などの科目は得意だが、學(xué)業(yè)のプレッシャーが大きすぎるため、個(gè)性や興味を育む時(shí)間や余裕が無い?,F(xiàn)在中國(guó)で解決が求められているのは、知識(shí)教育の強(qiáng)化よりも、多元的な評(píng)価システムをどのように構(gòu)築し、學(xué)生の個(gè)性や興味、イノベーション能力を育成するかにあると言える。
これに対し、中國(guó)は9月に「教育體制機(jī)制改革の深化に関する意見」を発表し、明確な計(jì)畫を立てた。その概要は、中國(guó)は教育の現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)するために、教育システムの改革を推進(jìn)し、現(xiàn)代的な學(xué)校制度を整え、學(xué)校のガバナンスを高めなければならないとしており、特に學(xué)校の自主権を拡大させ、學(xué)校と政府の新たな関係を構(gòu)築することを核心としている。
中國(guó)は教育は、現(xiàn)代化を推進(jìn)するための良好な基礎(chǔ)という他の発展途上國(guó)にはない優(yōu)位性を備えている。それは中國(guó)の総合的な國(guó)力が日増しに増強(qiáng)され、教育への投資が増加しつつあることであり、學(xué)校の建學(xué)基準(zhǔn)は歐米の先進(jìn)國(guó)に追い付き、または超えるようになっている。しかし、教育の現(xiàn)代化は、外形や形式の現(xiàn)代化でなく、建學(xué)理念や教育管理、教育評(píng)価システムなど各方面に求められるべきだ。教育の改革を推進(jìn)し続けてはじめて、中國(guó)は人民が良い學(xué)校に通い、良い教育を受ける需要と、不均衡で不十分な発展との間にある矛盾を解決し、また、世界中の學(xué)生を惹きつけ、良質(zhì)な教育を提供することができるようになるのだ。(編集HQ)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月3日
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