全國政協(xié)委員、中國航天科技集団第十一研究院研究員の周偉江氏は10日、記者に対して、「中國が2020年に打ち上げを予定している火星探査機(jī)はすでに外観の設(shè)計(jì)及び空気力學(xué)?空力加熱の設(shè)計(jì)を終えている」ことを明かした?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

周氏によると、初期段階では著陸機(jī)の著陸の速度が非常に高く、空気摩擦による過度な溫度上昇による発火を避けるため、一定の浮力により減速させる必要がある。この左右対稱構(gòu)造の宇宙船に浮力を持たせるためには、非対稱にする必要があるが、これにはいくつかの手段がある。國內(nèi)外の一部の探査機(jī)は重心を調(diào)整している。中國の火星著陸機(jī)は可動(dòng)制御部品を使い、さらに噴流の制御によって浮力を生む。

また著陸機(jī)の姿勢(shì)の制御が非常に重要となる。ひっくり返れば発火し、さらに軌道からそれる可能性も生じる。

周氏によると、著陸機(jī)の著陸する過程において部品が次々と切り離されることになる。例えば先にフロントカバーを外しパラシュートを開くが、これは宇宙船の安定性に影響を及ぼしてはならない。一定の高度まで下りると、基礎(chǔ)部分が外れる?；A(chǔ)部分を前方に向かって外す必要があるため、この動(dòng)きは向かい風(fēng)を受けながら実行されることになる。その後さらに格納庫內(nèi)のローバーを下ろす必要がある。これによりいくつかのモジュールが同時(shí)に落とされるが、互いに干渉し衝突することがあれば、任務(wù)に大きな影響が生じる。これらの問題については、空気力學(xué)の設(shè)計(jì)中に、十分に配慮しなければならない點(diǎn)となる。

また周氏によると、中國の火星探査機(jī)は小型で、空気力學(xué)?空力加熱?関連操作システムの設(shè)計(jì)の際に厳しい重量制限を受けることになるため、「各システムと構(gòu)造を念入りに計(jì)算し、余計(jì)な部分を少しずつ省き、徹底した軽量化を目指さなければならない」とした。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月13日