香港地區(qū)西貢市咸田灣を観光する観光客（5月1日、撮影?呂小■、■は火へんに韋）。

香港特別行政區(qū)政府の入國管理事務所が2日に公開したデータによると、メーデー3連休中に、中國大陸部から延べ60萬人近い観光客が香港地區(qū)に訪れたことが明らかになった。観光客數(shù)は前年同期比よりも22.4％上昇しており、香港地區(qū)の観光業(yè)が明らかに回復傾向にあることが分かった。新華社が伝えた。

香港地區(qū)観光業(yè)立法會議員の姚思栄氏は、「メーデー3連休中に海外旅行を選択する中國大陸部の人が減少し、香港地區(qū)や澳門（マカオ）地區(qū)旅行の需要が上がる。また、人民元レートが優(yōu)勢であるため、大陸部の人が香港地區(qū)や澳門地區(qū)に行くとお得だ」と話す。

香港理工大學ホテルと観光業(yè)管理學院の宋海巖副院長は、「個人旅行を選ぶ大陸部の観光客が増加傾向にある。若者の観光スタイルがより成熟しており、ショッピングだけでなく、様々な観光體験に需要がある。香港地區(qū)の観光市場はこの機會に、商品の多様化に取り組むべき」と分析した。

また、姚氏は、「この先、港珠澳大橋や広深港高速鉄道、蓮塘/香園圍口岸（新出入國審査場）が開通すれば、大陸部の人々にとって香港地區(qū)への交通が今まで以上に便利になり、観光客數(shù)の継続的な増加が見込める。今後交通が便利になれば、より多くの観光客を香港地區(qū)に誘致することができ、特に中部地區(qū)からの観光客の増加が期待される。中部地區(qū)はもともと航空便數(shù)が少なく、航空券代が高いため、香港地區(qū)に行くのに高速鉄道を利用したいとする人が數(shù)多くいた。そのため、香港地區(qū)に初めて観光に行くという人が多く、その潛在的な消費力は計り知れない」と言う。

大陸部の観光客がモバイル決済を好む傾向にある特徴から、香港地區(qū)では観光客がより便利に消費できるよう、多くの店舗でモバイル決済の対応化が進んでいる。第三者決済サービス?支付寶（アリペイ）が公開した「メーデー3連休中の海外旅行や香港?澳門地區(qū)旅行でのモバイル決済利用」に関するデータによると、香港地區(qū)、澳門地區(qū)、日本が最も多くの大陸の人々が消費する観光目的地トップ3で、そのうち香港地區(qū)に観光へ行くアリペイユーザーは前年同期比の2倍近くまで増加したことが分かった。（編集TK）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月4日