中國航天科技集団第五研究院が4日発表した情報によると、西昌衛(wèi)星発射センターは4日0時06分、「長征3號乙」ロケットを使い「亜太6C」衛(wèi)星を打ち上げた。同衛(wèi)星は7月に、正式に軌道上で引き渡される予定。科技日報が伝えた。
これは中國が輸出する10基目の商業(yè)通信衛(wèi)星で、海外の成熟した事業(yè)者に衛(wèi)星製品を輸出するのは2回目。
同衛(wèi)星は同研究院が開発を擔當する香港亜太通信衛(wèi)星有限公司(以下、亜太公司)が「亜太6號」衛(wèi)星の代替品として準備する衛(wèi)星だ。中國や東南アジア、豪州、米ハワイなどの國と地域を網(wǎng)羅する。軌道上で引渡しが行われた後、亜太6號に代わりアジア太平洋のユーザーを?qū)澫螭艘Aき高品質(zhì)通信?放送サービスを提供する。
亜太6號と比べ、亜太6Cは性能?指標が大幅に向上している。そのペイロードの有能電力は20%以上増えており、上り?下りの使用可能転送ルートの數(shù)が371%増加している。衛(wèi)星は使用可能周波數(shù)帯資源の狀況を総合的に考慮し、各ユーザーに各サービスエリアとフレキシブルな応用方法を提供できる。事業(yè)は高出力のラジオ?テレビや生中継、VSAT、モバイル基地局転送、航空機通信などを網(wǎng)羅する。
國際宇宙市場において、通信衛(wèi)星は最も広く応用され、市場化の程度が最も高く、競爭が最も激しい分野の一つだ。中國製の通信衛(wèi)星は近年、國際化を加速させており、中國の宇宙事業(yè)が世界進出をスピーディに進めていることの縮図の一つになっている。
亜太公司の現(xiàn)役衛(wèi)星のうち、亜太5?6?7號は歐米企業(yè)が製造したものだ。亜太6C衛(wèi)星が亜太6號の後継機になると、亜太9號と共に同社衛(wèi)星チームの半數(shù)を占めることになる。同社によると、亜太9號は打ち上げ成功後に安定的に運行しており、リピータの貸出率は75%以上に達し、大きな利益をもたらしている。亜太6Cは國際ユーザーに新たな選択肢を提供し、企業(yè)の市場をさらに開拓し、事業(yè)範囲を拡大する支えになる。
記者の調(diào)べによると、亜太公司は「世界ブロードバンド衛(wèi)星システム」の構(gòu)築に取り組んでいる。衛(wèi)星を3?4基打ち上げ、世界のフルカバーを?qū)g現(xiàn)する計畫。第五研究院は同システム初型式「亜太6D」の開発契約を結(jié)んでおり、中國製通信衛(wèi)星のさらなる國際市場進出を力強く促すことになる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月4日
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