現(xiàn)代人は、テレビ鑑賞やPC接続など、長時間座った狀態(tài)が続く娯楽活動に多くの時間を費やす傾向が強(qiáng)い。家で全く動かないいわゆる「ひきこもり」のライフスタイルによって、我々の知らない間にさまざまな健康面での問題が生じる恐れがあり、がんや各種機(jī)能障害、さらには死をもたらし得る潛在的原因となっている。健康時報が伝えた。
1990年代初め以降、身體活動とがんに罹患するリスクとの関係についての研究論文が數(shù)多く発表されている。例えば、米國臨床腫瘍學(xué)會(ASCO)の研究報告によると、運動によってがんに罹りにくくなるという。米バーモント大學(xué)が20年間の月日をかけて男性患者1萬7千人あまりを?qū)澫螭趣筏垦芯郡蛐肖?、運動習(xí)慣がある人はない人に比べ、肺がんに罹患する確率が68%、直腸がんに罹患する確率は38%、それぞれ低いという事実を突き止めた。世界で最も権威ある科學(xué)雑誌「Cell」の掲載論文では、運動によってがん細(xì)胞を直接撃退することはできないが、がん細(xì)胞の縮小が認(rèn)められたことが紹介された。また「Cancer」誌によると、運動は、乳腺がん患者のQOL(生活の質(zhì))の改善と余命の延長にプラス作用を及ぼすという。
こうした例をみても、規(guī)則的かつ継続的な運動によって特定の部位のがんの発癥を予防できることを示している。例えば、運動によって、直腸がんとエストロゲンが関係するがん(乳癌がんや子宮內(nèi)膜がん)の発癥率をかなりの確率で押さえることができる。
長時間座ったままの生活から脫出する最も簡単な方法は、立ち上がって身體を動かすことだ。通常身體をほとんど動かさない人はが、定期的(毎週3回以上)に中?高強(qiáng)度の運動をすると、健康狀態(tài)とQOLはいずれも改善されることは、これまでに実証されている。また、比較的軽めの運動であっても、健康を増進(jìn)するのに役立つが、その効果は比較的小さい。身體活動量(運動時間?頻度?強(qiáng)度)を適宜増加することは、健康を増進(jìn)する上で極めて有益といえる。
米保健福祉省(HHS)と米國がん協(xié)會は、「成人は、毎週最低150分以上、中程度の運動(早歩き、ジョギング、水泳、自転車など)を行うと良い」と提案している。
同時に、運動の「1357」ルールにも注意を払う必要がある?!?」は、1日1回、「3」は1回あたり30分以上、「5」は毎週5日以上、1週間あたり累計150分以上の運動を示しており、「7」は、運動後、「年齢+心拍數(shù)」の合計値が1分あたり170を超えないよう注意する必要がある。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月29日
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