北京市統(tǒng)計局と北京市人的資源?社會保障局が25日に発表したデータによると、2017年には北京市の労働者の平均年収が10萬元(1元は約17.1円)を超えて10萬1599元に達した。月収にすると8467元になる。産業(yè)別のトップは金融産業(yè)だった。中國新聞社が伝えた。
データによると、17年に北京市都市部の非民間企業(yè)社員の平均年収は13萬1700元で前年比1萬1772元、9.8%増加した。北京市都市部の民間企業(yè)社員の平均年収は7萬738元で同4857元、7.4%増加した。
平均年収が最も高かったのは金融産業(yè)だった。統(tǒng)計部門の分析によると、北京市都市部の非民間企業(yè)の場合、金融産業(yè)の平均年収が25萬3637元(北京の平均水準の1.93倍)でトップ、2位は情報伝送?ソフトウェア?情報技術(IT)産業(yè)の18萬3183元(同1.39倍)、3位は衛(wèi)生?社會事業(yè)産業(yè)の16萬9191元(同1.28倍)だった。
北京市の最低賃金基準は16年の時給10.86元、月収1890元から、17年は時給11.49元、月収2千元に引き上げられ、低所得者の収入のレベルアップが保障された。
統(tǒng)計部門の指摘によると、17年には産業(yè)ごとの平均賃金に開きがみられたが、開き自體に大きな変化はなかった。企業(yè)の収益と受給関係が賃金の変化に影響を與える重要な要因だった。利益の指標をみると、17年には北京市の一定規(guī)模以上のサービス産業(yè)の利益は増加傾向を保ち、一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)の主業(yè)務の収入の利益率は9.8%で前年に比べて1.7ポイント上昇した。また17年の北京市人的資源市場には十分な求人があり、求人倍率(求職者數(shù)に対する求人數(shù)の割合)は前年同期を上回った。企業(yè)の採用狀況の調(diào)査結果によれば、企業(yè)は必要な人材を誘致するため、賃金を引き上げたり、福利厚生を充実させたりしているという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月28日
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