上海辰山植物園「中國科學(xué)院上海辰山植物科學(xué)研究センター」蘭多様性研究チームの黃衛(wèi)昌氏や中國科學(xué)院武漢植物園の王青鋒氏、胡光萬氏らは、ラン科オニノヤガラ屬の新種を発見し、「擬天麻」と命名した。関連研究成果は専門誌「植物分類學(xué)」の最新號(hào)に掲載された。中國科學(xué)報(bào)が伝えた。

マダガスカル?アンタナナリボ大學(xué)とジンバブエ動(dòng)植物園の協(xié)力を受け、中國?アフリカ共同研究センターは2017年9月、中國科學(xué)院武漢植物園や上海辰山植物園、中國科學(xué)院植物研究所などの部門と協(xié)力し、マダガスカルで20日間の共同科學(xué)調(diào)査を展開した。

科學(xué)研究者はマダガスカルのアンブル山國立公園を調(diào)査し、極めて珍しいオニノヤガラ屬の新種を発見した。初歩的な鑑定により、東アジアで広く分布しているオニノヤガラと似ていることが分かった。マダガスカルではそれまで、マダガスカルオニノヤガラしか記載されていなかったが、その形態(tài)は今回見つかった種と大きく異なる。十分に文獻(xiàn)を調(diào)べ標(biāo)本の比較対照を行い、形態(tài)學(xué)の研究を進(jìn)めた結(jié)果、このオニノヤガラ屬の植物が記載されたことのない新種であると斷定された。その形態(tài)的特徴が東アジアのオニノヤガラに似ているため、「擬天麻」と名付けられた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月5日