燭衣屬の新種である雲南麗燭衣(王立松撮影)
自然界の種の進化は興味深いテーマであり、その真実が明らかになるたびに人類の認識が広がる。地衣類生物學者らは擔子地衣類の系統(tǒng)分類の研究において、新たな発見を実現(xiàn)した??萍既請螭瑏护à?。
地衣類は菌類の共生體で、緩やかな進化の中で形成された、安定的な遺伝特徴を持つ小型生態(tài)系だ。擔子地衣類は擔子菌と共生藻の共生によって形成される特殊な地衣で、共生菌?共生藻の分離培養(yǎng)、生物活性成分の篩分けなどの面で、応用の大きな可能性を秘めている。
中國科學院昆明植物研究所の王立松氏が率いるチームはこれまで、アジアとアフリカの擔子地衣類の形態(tài)學?科學?分子系統(tǒng)學の研究を行っていた。それによると、中國でそれまで報じられていたアンズタケ屬?シラウオタケ屬が実際には、蓮葉衣目の麗燭衣屬であることが分かった。最新の研究で、チームは雙色麗燭衣と雲南麗燭衣の新種を発見した。さらにシラウオタケ屬の濕地シラウオタケと中華シラウオタケを麗燭衣屬とした。
これらの研究は、世界の蓮葉衣目の3つの屬の構成と、屬?種間の系統(tǒng)的な進化関係を明らかにした。この研究成果は菌類學の主流誌に掲載され、屋外で撮影された新種「雲南麗燭衣」がその表紙を飾った。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月22日
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