中國(guó)では不思議ともいえるほどの巨大市場(chǎng)があり、その市場(chǎng)におけるネット通販分野は、とりわけ人々の注目を集めている。中國(guó)の高齢者も、數(shù)年前から、だんだんとネット通販に熱を入れるようになってきており、この傾向は今後もさらに高まり続けると予想される。仏メディアの報(bào)道を引用して環(huán)球時(shí)報(bào)が報(bào)じた。
諸外國(guó)はこれまでずっと、中國(guó)に対して、「広大な土地と豊かな物産、巨大な人口」というイメージを抱き続けてきた。だが、世界一の人口を擁する中國(guó)は、高齢化という現(xiàn)狀に正面から向き合わざるを得なくなっている。歐米のオブザーバーの目から見ると、中國(guó)における高齢者の生活インフラ建設(shè)やサービス施設(shè)の充実といった問題は完備されているとは言い難い。だが、「キャッシュレス社會(huì)」発展に対する中國(guó)政府の取り組みが、高齢者の生活に便宜をもたらすであろうという點(diǎn)を世界は決して軽視してはならない。中國(guó)のオンライン決済プラットフォームは、いまや世界を圧巻するようになり、この風(fēng)潮の中で、中國(guó)の「銀髪族(シルバー族、高齢者層)」はしっかりとこの流れについてきているからだ。
電子商取引(EC)プラットフォーム國(guó)內(nèi)大手の「京東」が発表した最新データによると、2017年第1四半期(1-3月)だけでも、中國(guó)の50歳以上人口によるネット通販利用額の増加率は、78%という驚異的な結(jié)果となった。自分が気に入った商品を眼の前にして、中國(guó)の高齢者はもはや躊躇などせず、銀行カードを取り出してオンライン決済を行う。ECブランドのアリババは、「我々は、50歳以上のユーザー3千萬人を擁している。彼らは、アリババで定期購(gòu)入を行っており、1人あたりの年消費(fèi)額は800ドル(約8萬5千円)に達(dá)した」としている。
ネット通販は、シルバー経済において、すでに軽視できない重要な構(gòu)成部分の一つとなっている。多くの高齢者は、スマホで決済を行っている。彼らが最も好んで購(gòu)入するのは日用品で、子供や孫へのプレゼントをオンラインでセレクトする。ネットで購(gòu)入した商品を家の玄関まで屆けてもらえるのも、彼らがネット通販を好む主因の一つとなっている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年3月19日
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