中國國際輸入博覧會の會場——國家展覧センター（上海）。（畫像は國家展覧センターから）

今年11月5-10日、上海で開催される予定の第1回中國國際輸入博覧會が中國國內(nèi)外で話題になっている。中國商務(wù)部（省）の鐘山部長は第13期全人代第1回會議の記者會見で、「この博覧會は、中國だけの『獨唱』ではなく、世界各國が集まる『大合唱』となる。同博覧會は中國が発起人で、多くの國際組織や多くの國が參加する國際的な博覧會だ」と述べた。人民日報が伝えた。

同博覧會を通して、中國は世界に市場を開放し、各國の企業(yè)の出展を歓迎し、貿(mào)易協(xié)力のためにプラットホームを構(gòu)築し、中國國內(nèi)の消費を促進するために新たなルートを開拓し、ウィンウィンを目指す。

世界各國から參加申し込みが殺到しており、同博覧會開催が大いに歓迎されていることを反映している。中國國際輸入博覧局の統(tǒng)計によると、すでに米誌フォーチュンが毎年発表している世界トップ企業(yè)500社にランクインする約100社を含む、約120ヶ國?地域の企業(yè)1000社以上が出展を申請した。うち、50ヶ國?地域以上の企業(yè)約 200社が契約を済ませ、その展示面積は5萬平方メートルに達する。それら200社のうち、アジア、歐州、米國、オセアニア、アフリカの企業(yè)の割合はそれぞれ35％、32％、16％、11％、6％となっている。

展示される商品には、高級な工業(yè)ロボットやデジタル化工場、自動運転車のほか、人々の生活と密接な関係があるアパレル、日用消費品、食品?農(nóng)産品など、衣食住?交通に関連するものがある。また、各國の早くから優(yōu)位性を誇っている伝統(tǒng)産業(yè)だけでなく、近年急成長している、またはまだあまり知られていない特色ある商品、ハイクオリティのサービスなども展示される。

中國経済が発展を続け、中産階級が拡大の一途をたどるにつれ、世界における購買力も向上している。今回の博覧會では、円滑化された手段を利用して、國外のハイクオリティの商品を中國に導(dǎo)入することで、人々の需要を満たすことができるほか、企業(yè)にとっては協(xié)力や高度化の新たな機會を見つけるのに有利となる。

鐘部長は、「同博覧會の開催は、中國の発展にとって必要であるだけでなく、世界の貿(mào)易の発展のために公共プラットホームを構(gòu)築し、開放型経済を発展させ、人類運命共同體を構(gòu)築するために國際公共商品を提供することにもなる」と述べた。

同博覧會の準(zhǔn)備の過程では、発展途上國にも必要なサポートと援助を提供している。例えば、標(biāo)準(zhǔn)ブースと大きい特設(shè)ブースの出展料を20％引きにし、參加する各國に無料で、標(biāo)準(zhǔn)ブース2ヶ所を提供する。

また、博覧會開催期間中は、虹橋國際貿(mào)易フォーラムを開催し、國際貿(mào)易発展の新たな動向について話し合い、経済のグローバル化を促進し、開放型の世界経済を構(gòu)築するために意見を交換する。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月16日