2017年、市場(chǎng)では投資スタイルが変化したと同時(shí)に、人民元建株式（A株）の投資家の構(gòu)造も少しずつ変化した。そして、中?小投資家の割合が下降し、新たに參入する投資家の若年化が進(jìn)んでいる。北京晨報(bào)が報(bào)じた。

深セン証券取引所が最近発表した「17年度個(gè)人投資家狀況調(diào)査報(bào)告」によると、近年、中?小投資家の割合が下降傾向にあるものの、依然として7割以上を占めている。新興企業(yè)向け市場(chǎng)と非新興企業(yè)向け市場(chǎng)の投資家の構(gòu)造が明らかに異なっている。

同取引所のここ3年の個(gè)人投資家狀況調(diào)査によると、中國(guó)の証券市場(chǎng)は依然として中?小投資家がメインであるものの、中?小投資家の割合は下降傾向にある。調(diào)査に答えた投資家のうち、15年は84.4％が「証券口座の資産が50萬(wàn)元（約840萬(wàn)円）以下」と答え、16年には同回答の割合が77％に、17年には75.1％に下降した。

また、新興企業(yè)向け市場(chǎng)と非新興企業(yè)向け市場(chǎng)の投資家の構(gòu)造も明らかに異なっている。まず、新興企業(yè)向け市場(chǎng)の投資家の口座資産は平均63萬(wàn)2000元（約1061萬(wàn)7600円）と、非新興企業(yè)向け市場(chǎng)の投資家の平均40萬(wàn)元（約672萬(wàn)円）を大きく上回った。また、新興企業(yè)向け市場(chǎng)の口座資産が10萬(wàn)元（約168萬(wàn)円）以下の投資家の割合は28.0％にとどまっているのに対して、非新興企業(yè)向け市場(chǎng)の同割合は49.3％に達(dá)している。

その他、同報(bào)告によると、17年に新たに參入した投資家のうち、25歳以下の投資家が28.2％、30歳以下の投資家が55.8％を占め、新たに參入した投資家の平均年齢は31.2歳だった。5年前の同平均年齢は約36歳だった。つまり、新たに參入する投資家の若年化が明らかに進(jìn)んでいるということだ。

中國(guó)証券登記決算有限公司の統(tǒng)計(jì)によると、16年12月末の時(shí)點(diǎn)で、A株口座を開(kāi)設(shè)している自然人の投資家は1億1710萬(wàn)7700人で、17年12月末には1億3295萬(wàn)8300人に増えた。それを基にすると、17年に新たにA株口座を開(kāi)設(shè)した自然人の投資家は1585萬(wàn)600人という計(jì)算になり、うち、880萬(wàn)人が30歳以下だった。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年3月20日