10月7日、支付寶（アリペイ）は今年の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日、10月1日）連休の中國(guó)人の海外消費(fèi)データを発表するとともに、「財(cái)布なしで行けるネットで人気の世界の10大旅行目的地」も発表した。データによると、中國(guó)人の海外消費(fèi)はバージョンアップの流れが明らかで、世界各地にモバイル決済のブームが到來(lái)した。中でも英國(guó)のアウトレットモール?ビスタービレッジはモバイル決済件數(shù)が前年同期の90倍以上に増え、日本?大阪の道頓堀の商業(yè)圏も70倍、オーストラリアのシドニー國(guó)際空港も55倍に増えた。

支付寶國(guó)際事業(yè)部の陳嘉軼ディレクターは、「國(guó)慶節(jié)に先立ち、弊社は『財(cái)布なしで行ける』海外旅行のランドマーク40ヶ所を発表した。これには世界で最も人気のある10大空港、10大商業(yè)圏、10大アウトレットモール、10大チャイナタウンが含まれる。連休中にこうした場(chǎng)所では支付寶の利用が平均で10數(shù)倍増加し、モバイル決済が可能なネットで人気の新10大目的地も登場(chǎng)した。中國(guó)人観光客がモバイル決済を世界中に広めたといえる」と話す。

▽「便利で安全」なモバイル決済を世界に広める中國(guó)人観光客

中國(guó)人観光客はアウトバウンド観光客數(shù)で5年連続のトップとなり、今年の國(guó)慶節(jié)連休だけでも海外旅行者はのべ700萬(wàn)人に達(dá)した。支付寶の今回のデータによると、海外旅行における消費(fèi)バージョンアップの傾向がはっきりしている。中でも二線都市の住民の海外消費(fèi)が特に目を引き、福州市は一人あたり平均消費(fèi)額の増加率が70％となり、初めて北京（45％）、上海（60％）、深セン（28％）、広州（27％）の一線都市を抜き、海外モバイル決済消費(fèi)の伸びが最も速い都市になった。その他の二線都市も福州の後に続き、杭州市は50％、武漢市は31％、天津市は30％、成都市は26％、重慶市は21％、それぞれ増加した。

また各年代とも海外消費(fèi)には力強(qiáng)い勢(shì)いがあった。中でも60後（1960年代生まれ）は消費(fèi)者數(shù)が90％も増加して、増加率で首位に立った。これはつまり、中國(guó)の中高年も海外で攜帯電話による決済を選ぶ人が増えたということだ?！?0後」（1970年代生まれ）と「80後」（1980年代生まれ）は海外旅行での平均消費(fèi)額の増加率がトップで、どちらも35％に達(dá)した。

海外旅行消費(fèi)にともなってバージョンアップしたのは中國(guó)人の決済習(xí)慣だ。市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社ニールセンの調(diào)査研究データによると、調(diào)査に協(xié)力した中國(guó)人観光客の90％が、「攜帯電話で支払いができる場(chǎng)所では、攜帯電話を積極的に選ぶ」と答えており、主な理由として、便利、手?jǐn)?shù)料がかからない、安全などを挙げたという。