今回の國際輸入博覧會(huì)への出展に際し、トヨタは「未來の街をあなたのお手元へ」をテーマに、環(huán)境や交通、高齢化といった人類社會(huì)が共に向き合わなければならなくなってきている課題にスポットをあて、「暮らし」と「水素循環(huán)社會(huì)?技術(shù)」、「自然との共生」という3つのエリアに分けて、その技術(shù)やツール、様々なソリューションを展示している。

またe-パレットのコンセプトカー以外にも、未來の水素エネルギー社會(huì)の構(gòu)築をめぐる展示も今回のトヨタの展示における一つの注目點(diǎn)となっている。展示エリアには大型バスやトラック、フォークリフトといった水素燃料電池自動(dòng)車（FCEV）の商用車のほか、水素エネルギー電池技術(shù)に関連したコンポーネントが展示されている。

トヨタの水素燃料電池自動(dòng)車（FCEV）の「Mirai」(撮影?王暁霞)

寺師副社長は、「本當(dāng)の意味でのゼロエミッションを?qū)g現(xiàn)していくためには、電気自動(dòng)車（EV）または燃料電池自動(dòng)車（FCEV）の発展がその最終的な目標(biāo)になる」としつつも、EVとFCEVの技術(shù)は実は対立線上にあるのではなく、それぞれに優(yōu)位性を備えており、異なる存在価値を有している。そのため、異なる市場(chǎng)、異なるシーンにおける消費(fèi)者のニーズを満たすことができるとしている。

トヨタのヘアサロンを搭載したe-パレットのコンセプトカー(撮影?玄番登史江)

さらに寺師副社長は、「中國はものすごいスピードでEVのマーケットが大きくなっており、一方のFCEVはそれを後から追いかけるような現(xiàn)狀となっている。トヨタはFCEV分野において様々な技術(shù)を有しているが、トヨタ一社の力ではこのマーケットを迅速に拡大させていくことは難しい。トヨタは技術(shù)提供や協(xié)力を望むパートナーとともに、手を取り合ってこの産業(yè)を拡大させていくことを望んでおり、それこそがモビリティ社會(huì)を構(gòu)築していく上での一番の手段ではないかと思う」とした。

今回の國際輸入博覧會(huì)は、現(xiàn)在のところ世界で初めてとなる輸入をテーマにした國レベルでの博覧會(huì)となっており、世界各國や各大企業(yè)とマッチングする重要な場(chǎng)となっている。寺師副社長は、「トヨタは今回の國際輸入博覧會(huì)において現(xiàn)有する優(yōu)位性を誇る技術(shù)を十分に展示することによって、中國社會(huì)の発展と小康社會(huì)（ややゆとりのある社會(huì)）の建設(shè)にトヨタの力で貢獻(xiàn)できることを望んでいる」とした。（文：玄番登史江）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月10日